患部は、こんな感じです。何て、前バリな状態w
患部の辺りに、赤のボールペンのようなもので書かれた、下書きのラインが残っていました。
左の管は、ベッドの下に釣り下げられた尿バッグにつながっています。
右の管は、ベッドの右後方にある吸引装置につながっています。
股間には、アイスノンが、あてがわれます。キンキンに冷やすと、幾分、痛みが和らぎます。
無理にでも、目を醒まして、水をマメに飲んだり、患部を冷やす方が良さそうだと思いました。
アイスノンが温くなると、ナースコールして替えてもらいました。
用件が判らないので、すっとんで来てたらしい。ごめん。
テレビをつけて、画面を凝視しながら、必死に目を開けていました。
意識が朦朧としていて、番組の内容など判らない、でもチャンネルを選ぶ気もおきない。
只々、必死なだけで、何も考えてはいない。
たぶん、凄く怖い形相をしていたと思います・・・。
まだ痛みは、昨日と変化ありません。
躊躇していると、トゥモロー?と聞いたので、
イエス、トゥモロー.と答えました。
Dr.は、OK・トゥモロー・トライ.と微笑んで、帰りました。
ところが、その直後に、考えが変わりました。
”歩けない=回復が順調では無い”と思われたらどうするのか?
私は、最短で日本に戻って、約束した仕事をしなくてはならない。
歩いてみるしか無くなりました。
恐る恐る、ベッドの淵につかまって、立ってみました。
きつい。
平衡感覚が怪しいし、患部の中味が、ズリ落ちて出そうな感じがします。
それでも、何とか洗面所まで歩いて、顔を洗って、歯を磨き始めました。
ただ、それだけなのに、途中から足がカクカクして、意識が遠のきそうになります。
ベッドに戻った私は、息が上り、ゼーゼー言ってました。
とにかく、疲れます。
ここまで、予定より1日早めで順調な進行です。
交換した後、パッキングが剥がれて、空気が漏れる音がしたので、
ナースコールする事態があったんですが、来る前に塞がっていました。
吸引しているので、ちょっと手で押さえるだけでも、自己修復して貼り付くようです。
ここに、体重計があるので乗ってみたら、6kgも減ってました。
−6kg/6日って、かなり限界ダイエットなのでは・・・。体力消耗するわけですよ。
フロア | 新棟のレイアウト |
---|---|
6階 | 30の病床 |
5階 | 30の病床←ココにいた |
4階 | 美容形成、歯科、血液透析センター、専門クリニック |
3階 | 総合診療、小児科、婦人科、受付、雑貨店←目的地 |
2階 | 屋内駐車場 |
1階 | 屋内駐車場、カフェテリア |
4階まで降りたときに、結構足腰に来るなあ、と思ったんですが、
あと、1つなので、そのまま下へ。
3階と4階の中段で動けなくなりました。周りの景色が、ゆっくりと旋廻し始めて。
そう、ここは、中段の踊り場。
エレベーターは、中段からでは乗れません。
さすがは病院。全く誰も通らない。
20分ぐらい、そこにいたでしょうか。
ようやく少し収まって、動けるようになったので3階へ。
30秒ぐらい雑貨店の中を見て、エレベーターで帰りました。
移動用の寝台サイズなのが何か嫌。
全くアホで、どうしょうもねえ(o_ _)o
テレビは、NHKの海外放送と、ディズニーチャンネルを見ていました。
英語が判らないので、このぐらいしかないのです。
特に、毎日30分間放送されるMr.ビーンを、楽しみにして、見ていました。
だけど、あまり何話も無いようで、結構見たことがある放送に当たります。
そう思うと、サザエさんは凄いよ。