HK電車でGO!

★.:*: ☆.:*: その1:二人の出会い :*:.★ :*:.☆
     

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§朝、発車ぎりぎりの電車に飛び乗ったフランツ。
扉脇に立っていた音楽学校の制服を着た女の子(=サファイア)にぶつかりそうになり
「すみません」
とっさに謝ると
「いいえ」
と大きな瞳で真っ直ぐに見返されてドキドキしてしまいます。

 彼女のことがなんとなく気になっているフランツ、朝も帰りも友人たちには内緒で、
出来るだけ同じ時間を狙って電車を利用するようになります。
でも、いつもきちんと立っているサファイアには隙が無く、声を掛けることも出来ません。
それでも見かけるだけで結構幸せだったりするのです。

 そんな或る日、いつもと違う時間に女の子と一緒に乗り込みます。
彼女に
「どこか遊びにつれてって〜」
なんて甘えられちゃってると、隣にサファイアが!!蒼くなるフランツ。
勿論サファイアには二人の様子など関係無く、いつも通りきちんと立っているだけでした。


<二人の出会い おしまい♪>




<<独り言>>
ここで終りか〜い!!と自分でも突っ込みたくなりますね。
フランツ可哀相ですねぇ。全く。

shanz 、フランツ至上主義女って嘘なんじゃないだろーか(笑)


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