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カンクン
〜カンクンとの出会い〜
1994年当時、私はピアノ講師をしていた。
ある日、生徒の一人が「親戚のおじさんからのお土産」を分けてくれた。
そのお土産とは、高さ2センチほどの小さなガラス瓶に詰められた、白い砂。
「メキシコのカンクンっていう所の砂なんだって」
まだ小学6年生だった彼女は言った。
これが私とカンクンとの出会いだった。
それまでにも、私はバハマやハーバーアイランドやグランドケイマン
といったカリブ地域
に訪れており、カリブの海そのものに惚れまくっていた。
だからこそ、他にカリブで良さそうな所があれば是非行きたいと考えるのは、至極当然の
ことだったのである。
私は職場の受付をしていた女の子と共に、カンクンへと向かった。
〜カリブの青よ!!!〜
到着したのは夜中であった。
海の色もビーチの砂の色もわからなかったけれど、一つだけわかったことがある。
それは、宿泊するホテルがゴージャスだってこと。
カリブ専門の旅行会社が選んでくれたホテルは、「フィエスタ・アメリカーナ・コンデッサ」
であった。
日本人には同じフィエスタ・アメリカーナでも「コーラルビーチ」の方がよく使われていた様
だが、コンデッサの方はなんといってもカンクンのなが〜〜〜いビーチのど真ん中!に
建っているので、立地条件は良いのではないだろうか。
ちなみにコンデッサは、以前「ミス・ユニバース」だかなんだか、とにかく世界の美女
コンテストの会場に選ばれたこともあるそうだ。
到着してホテルのロビーから部屋へと案内される間、私と友人は
「すすすごおおおいいっ!
豪華豪華!素敵素敵っ!きゃああああああ!」
と興奮しまくったものだ。
翌朝ビーチを見るのが楽しみで楽しみでよく眠れなかった私は、夜明けと共に目が覚め
た。
友人を起こさないように、そうっとそうっと窓のカーテンを開ける。
朝日がまぶしい。
海の色はまだ青くない。
早く、早く太陽がもっと上に上がらないかな・・・。
そのうち空の色が白から青へと変わっていった。
太陽が空高くのぼったのだ。
同時に海の色は濃い青へと変化していく。
ああ!
見て見て!これがカンクンの海!!
宿泊部屋からの眺め1994年2月
本当に旅行会社の人には感謝である。
部屋はビーチ真正面ではないか!
もう・・・もう・・・!
部屋にいながらにしてこんな風景が見られるなんて、はっきり言って泣けてくるよ!
〜トゥルム!〜
さて、ビーチ以外でどうしても行きたい所があった。
「トゥルム」
である。
メキシコって言ったらマヤ遺跡、マヤ遺跡って言ったら
トゥルム
ってくらい、行きたかった場所。
マヤ遺跡にはもっと大きな「チェチン・イッツァ」などがあるけれど、トゥルムにばかり興味
を持った理由はズバリ!
青く美しい海と遺跡とのコントラストがすばらしい!
からである。
パンフレットなどに載っていた写真を見ると、「断崖にそびえ立つ遺跡からのぞむカリブ海」
という、そりゃまぁこの世のものとは思えないような心打たれる風景なのだ。
そんなわけで、地元にてガイドつきツアーに申し込んだ。
初めて見るマヤ遺跡。
本当に鳥肌が立った。
「荘厳」という気分を、生まれて初めて味わったような・・・。
だって、大昔にこんなにすごい文明があったのに、それが滅ぼされたって・・・
そう考えるとね・・・。
写真・・・撮ったんだけど、いや正確には友人に撮って貰ったわけで、どの写真にも私の
アップが真ん中にどーーーん!とほほ・・・。
なので、トゥルムの写真が見られるサイトを見つけたので、是非是非見てネっ↓
Yossy's roomより・・「トゥルム」
〜一大リゾート〜
毎日毎日天気も良く、本当にカンクンの印象は最高!
ちなみにカンクンは思い切り力を入れて開発されたリゾートエリアである。
「昼も夜も楽しくて仕方ないぞ」
という雰囲気がバリバリなのだ。
私は女友達と行ったため、またいつもながらのケチケチ旅行であったため、夜に素敵な
レストランでダンサー達のショーを観る、などということはしなかった・・・いやできなかった。
だって欧米では、男女カップルで夜の街を楽しむのが基本だし。
でも、これからハネムーンやラブラブな恋人との旅行などでカンクンを訪れる方は、ぜひ
堂々とカンクンの華やかな夜を楽しんできて頂きたい!
海、遺跡、整備された街・・・どこを切り取っても、「バカンスを楽しむ」のにぴったりの場所、
それがカンクンだと思う。
あ〜〜〜また行きたいなぁ!
え、ダイビング?
カンクンでは全くしなかったのだ。
カンクンからダイビングのメッカ「コズメル」に飛び、そこでダイビングを楽しむことにしていた
わけで。
そんなわけでダイビングレポートは、コズメル編にて!!