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まけないぞう、かわいいぞう!
2011年夏 mixi日記より Vol.2
まけないぞう、かわいいぞう! 2011年 8月21日
昨日、神戸の被災地NGO協働センター から 五頭 の「まけないぞう」が届いた。
あーん. . . ヾ(≧▽≦)ノ
予想してたよりずっとずっと. . . すごーく かわいい!
なんていうか、無敵のかわいらしさ* だ 。
で、この秋の友達へのプレゼントは、ぜんぶこれに決まり。(追加注文、済)
だから、ほんとはちょっと内緒にしておきたい。
けど、書きます。だってこれは、どうしてもお知らせしなくちゃ、だぞう。
「まけないぞう」
1995年阪神・淡路大震災の後、神戸で始まった被災者の自立支援活動のひとつ。それが2004年の新潟中越地震へとつながり、2011年東北地方に広がっている。
被災した人たちが、一本のタオルを、針と糸でゾウの形に縫いあげ、壁掛けタオルとして400円で販売。このうち100円がつくり手の直接収入に。
被災者は、住み慣れた家や地域を離れ、慣れない避難所生活や仮設住宅などで、ともすれば孤独におちいりがち。「まけないぞう」は、そうした人たちの、仕事づくり・生きがいづくり、新しい仲間づくりに役立っているそう。
◆ 「まけないぞう」. . 購入はもちろん、材料となるタオル(新品)を寄付することでも、プロジェクトに協力ができます。
詳しくは、こちらで↓
http://miyagijishin.seesaa.net/article/199882261.html
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「無敵のかわいらしさ」 について 少し。
「まけないぞう」
思わず微笑みかけたくなるような、愛らしいゾウさんなんだな、これが。
一頭一頭、表情が違うところがまたかわいい。
見ているだけで、オキシトシン* が出ちゃうと思われ。
その上、手ざわりもいい。(なんたってタオルだし)
だから、被災者の皆さんが、「まけないぞうを縫っていると、とても楽しい、心がなごむ」って言う気持ち、よくわかる。お裁縫じたいにそういう力があると思うけど、みんなで寄り合って、針と糸で作り上げるのが、こんな愛らしいものなら、その効果は絶大だろう。
それで、買った人・貰った人も、よけいにうれしいんだと思う。制作者が楽しんでいることが、直接的に伝わってくるんだもの。
かわいいけど、実用/消耗品だから、いくつあっても困らないし、値段も手頃だし.
. .
――最初に考えついた人、すごいな。
おまけに支援にも繋がるんだぜ、ベイビー ♪
(なぜかとつぜん、清志郎だぞう!)
注* オキシトシン――愛情や信頼感など 優しい気持ちを呼びおこす(といわれている)ホルモン。
◆ 写真、上左:「まけないぞう」 一頭ずつに、支援のしくみやつくり手さんの声が書かれたチラシが入っています。
◆ 写真、上右: 白いぞうさんには、「絆」と書かれたリボン。
包みには「岩手県の被災者が心をこめてつくりました」というシールが貼られていました。
◆ 同様にして「福島県」から来た子も一頭 ♪
「まけないぞう」の ご注文は → 被災地NGO協働センター へ
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