水軒最終日

鉄道見学記の目次へ

5番線に水軒行臨時列車到着 この日は和歌山市〜水軒間の臨時列車が5本も運転されました。車輌は全て非ワンマン車である7155Fが使用されていました。17m級車輌で定員の少なくなる2200・2230系を使うわけにはいかなかったのでしょう。もちろんワンマン運転ができないので、最終日ということもあって臨時列車及び水軒行の定期列車は全てツーマン運転でした。まあ乗務員はその3倍ほど乗っていましたが。

 定期列車が7番線に停車しているため、臨時列車の発着は4番線か5番線でした。これらのホームには中間改札がないため臨時精算所を設けて対応していました。この写真は4本目が帰ってくるところですが、無茶苦茶こんでいました。乗車率120%は超えたんじゃなでしょうか。

和歌山市−水軒の行先角板 この日は最終列車以外には全て行先角板がつけられていました。かなり綺麗であったので1521系時代のものとは考えにくく、この日のためか、それ以前のイベントのために作られたものではないかと思われます。

 この角板は和歌山市−水軒となっている方が裏で、表は和歌山市−和歌山港となっています。この角板もいずれは千代田工場での部品即売会で売りに出されるのでしょうかね。円板系は入札式になりますが、落札価格は10万円を超えそうです。

水軒に停車中の臨時列車 7100系非ワンマン車の水軒最終入線です。臨時列車であるため定期列車との兼ね合いもあり、30分くらい停車していました。また水軒での待機組も150人ほどいました。停車中に写真を撮っている人がかなりいたんですが、乗務員や客が窓から顔を出しているのに怒鳴っている人がいました。最終日なんだから平穏に終わらしてほしいものです。まあ今回はケンカなどはなかったようですが。皆さんはこの様な行為は慎みましょう。

 7155Fは定期検査から帰ってきたばかりのようで、足回りなどはピカピカでした。水軒の最終日にはふさわしい車輌だったんじゃないでしょうか。ただ、個人的には1000系か7000系の2連に入線してもらいたかったです。とくに1000系は水軒どころか2連が和歌山港線に入線したことはないはずですから。

NHK様の車が到着 NHKの車が水軒駅にやってきました。流石はNHK、廃止と聞けばすっ飛んでくるのでしょうか。ちなみにこの日はNHKの他にMBSのカメラも確認できました。MBSも水軒にはやけに熱心で、金曜日のVoiceでは特集まで組んでいました。

今までで一番の賑わいとなった水軒 水軒駅はこの様な感じになっていました。サザンや和歌山市検車区のイベントのときよりもさらに人が多かったような気がします。和歌山港〜水軒間の沿線にもかなり人がいましたが、線路敷地内に入っている人が20人くらいいたので、運転士が警笛をならしまくっていました。

 水軒では臨時サザンの時と同じく、テントでグッズ販売をしていました。今回は行先方向幕のキーホルダーやこの日までのダイヤグラム、水軒の記念スタンプが押された台紙や行先円板マグネットなどが売られていました。また手巻き式懐中時計もありましたが、20000円というとんでも無い値段でした。さらに今回も阪堺グッズと南海フェリーのぷるぷるが売られていました。

 その2へ