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南海本線では泉大津市内連続立体交差事業に伴い、2004年7月17日に忠岡〜北助松間の上り線が仮線に切り替えられました。今回はその前日と、切り替え当日の様子を紹介したいと思います。
手前には工事用の踏切が設置されているのですが、切り替えに伴い一度踏み板などが撤去され、ガードレールだけになっています。このあたりは、下り線切り替えのときと全く同じ手順、工法です。
左側に仮線との間を仕切る柵が設けられていますが、旧上り線との間の広さは車体幅と同じくらいとなっています。
ホームは6両がギリギリ止まれる位の長さとなっているのですが、4両編成は改札への階段を先頭にして停車するのに対し6両編成はホーム一杯に停車するため、ドア1個分くらい停車位置がずれていました。仮ホームでは、4連も6連もなんば側を揃えて停車するようになっています。
仮駅では、上り線へは仮駅舎に入った後、地下通路を通っていくことになります。下り側にのみ駅舎のある駅は、仮駅とはいえ南海電鉄においては非常に珍しいものとなっています。
奥に見えるように、広告もほとんど新しい方に移動されています。 |