ナリタトップロード(2001年京都大賞典パドック)
馬名 ナリタトップロード
生年月日 1996年4月4日
性齢 牡9歳
サッカーボーイ
フローラルマジック
母の父 Affirmed
毛色 栗毛
厩舎 栗東  沖芳夫厩舎所属
馬主 山路秀則
成績 30戦8勝 2着5回
芝:8−5−9−8
ダ:0−0−0−0
引退日 2003年1月22日
獲得賞金 9億9011万2000円
主な勝ち鞍 菊花賞 G1 (1999年)
京都大賞典 G2 (2002年)
阪神大賞典 G2 (2002年)
京都記念 G2 (2002年)
阪神大賞典 G2 (2001年)
弥生賞 G2 (1999年)
きさらぎ賞 G3 (1999年)
サッカーボーイ ディクタス
Dictus
Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ ノーザンテースト
ロイヤルサッシュ
フローラルマジック Affirmed Exclusive Native
Won't Tell You
Rare Lady Never Bend
Double Agent
4代血統表

ナリタトップロードの戦績

 ナリタトップロードは3歳の時はアドマイヤベガ、テイエムオペラオーとあわせて、古馬になってからはテイエムオペラオー、メイショウドトウとあわせて3強と呼ばれました。いずれの3強の中でも、もっとも人気があったのはこの馬だと思いますが、成績面では菊花賞を勝っているものの今ひとつです。

 3歳(旧4歳)時は実力でもこの馬が1番といわれていました。3冠成績も皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞1着と徐々にステップアップ、もっとも強い馬が勝つといわれる菊花賞も制しました。しかし有馬記念は7着と惨敗、グラスワンダーとスペシャルウィークの2頭にクビ差だったテイエムオペラオーに最優秀4歳牡馬のタイトルを譲りました。

 4歳時は堅実に走っているもののなかなか勝ちきれず、オペラオーが負け無しの8連勝という快挙の陰に隠れてしまい、有馬記念ではついに主戦騎手交代になってしまいました。

 しかし5歳の阪神大賞典では再び渡辺騎手を背に、今までの鬱憤を晴らすかのようにレコードで圧勝しました。秋は京都大賞典でまさかの落馬競走中止となるものの復帰戦のJCでは3着と好走しました。ところが有馬記念は初の二桁着順となる10着。競走中止を除いて掲示板を外したのは有馬記念だけで、どうもこのレースは苦手のようです。

 6歳時も今までと変わらないような感じで、重賞を連勝して挑んだ春の天皇賞ではまたしても3着、ナイスネイチャ以来の3年連続G1三着という珍記録達成となってしまいました。渡辺騎手が怪我で数レース乗ることができませんでしたが、引退となる有馬記念で帰ってきました。引退レースを飾ることはできませんでしたが、4年間無事に走ってきただけでも素晴らしいことです。種牡馬として、中山でも重馬場でも関係なく走れるような、そんな仔をターフに送り出してほしいです。


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