アグネスデジタル(2003年宝塚記念パドック)
馬名 アグネスデジタル
生年月日 1997年5月15日
性齢 牡7歳
Crafty Prospector
Chancey Squaw
母の父 Chief's Crown
毛色 栗毛
厩舎 栗東  白井寿昭厩舎
馬主 渡辺孝男
成績 32戦12勝(うち海外3戦1勝) 2着5回
芝:4−1−3−7
ダ:8−4−1−4
引退日 2004年1月18日
獲得賞金 9億4889万2700円
主な勝ち鞍 安田記念 G1 (2003年)
フェブラリーS G1 (2002年)
香港カップ 国際G1 (2001年)
天皇賞・秋 G1 (2001年)
マイルCS南部杯 交流G1 (2001年)
マイルCS G1 (2000年)
全日本3歳優駿 交流G2 (1999年)
日本テレビ盃 交流G3 (2001年)
ユニコーンS G3 (2000年)
名古屋優駿 交流G3 (2000年)
Crafty Prospector Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Real Crafty Lady In Reality
Princess Roycraft
Chancey Squaw Chief's Crown Danzig
Six Crowns
Allicance Alleged
Runaway Bride
4代血統表

アグネスデジタルの成績

 アグネスデジタルは国内外、芝・ダート、良馬場・道悪など条件を問わず活躍している恐ろしく万能な馬です。マイルG1でレコード勝ちを見せたかと思えば、重馬場の天皇賞であのテイエムオペラオーを差し切ったりもしています。

 アグネスデジタルが最初に強さを見せたのは2歳(旧3歳)のときでした。2歳のダート王を決する全日本3歳優駿(当時)での優勝です。

 3歳春はあまりパッとしなかったものの、ダート重賞を続けて挑んだ芝のマイルCSではなんとレコード勝ちを収めました。これが初G1制覇です。

 4歳時も春はイマイチでしたが、秋に入り交流G1の南部杯を勝つと秋の天皇賞でオペラオーに勝利、続けて挑んだ香港カップも頭差粘り込み、地方ダート戦、JRA芝レース、海外芝レースと異色のG1三連勝を成し遂げました。

 5歳になっても勢いはとまらずフェブラリーSを制しG1四連勝、5戦連続G1制覇のかかったドバイWCでは流石に6着に敗れたものの、続くQE2世Cではエイシンプレストンの2着でした。しかしその後脚部不安などで長期の休養に入ってしまいます。

 6歳春に復帰したデジタルは2戦目の安田記念で久々の中央復帰となりましたが、何といきなり優勝してしまいます。オグリキャップのレコードを破ると言うおまけつきです。次の宝塚記念は距離の壁か惨敗しました。秋は地方交流戦で始動し天皇賞と有馬記念を走るも、年齢には勝てないのか惨敗が続き、引退となりました。引退式は2004年の1月18日に無事行われ、デジタルはビッグレッドファームで種牡馬となるべく旅立ちました。


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