阪神5000系

 阪神の新5001形です。阪神のジェットかーは全て5000番台の形式が与えられていて、ジェットカーの試作車「アマガエル」の型式が5001形だったため、この形式は頭に「新」をつけて呼ばれることが多いです。

 新5001形は旧5001形「アマガエル」や量産車であった「ジェットシルバー」「ジェットブルー」を置き換えるために32両が製造されました。もちろん全車電動車で当初は2両編成でしたが、ダイヤ改正で全車4連化となったため1990年頃から順次4両固定編成へと改造され、行先方向幕も取り付けられました。2両目と3両目のそれぞれ中よりの窓は独立していて、運転台があったことが分かります。

 最近では車椅子スペースの設置や冷暖房装置の更新などが行なわれており、震災での廃車もなく総車両数では5500系に抜かれたもののまだまだジェットカーの一大勢力として頑張っています。

製造初年:1977年(昭和52年) 制御方式:抵抗制御

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