路線図 |
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阪神電気鉄道は、梅田〜元町間32.1kmを本線とし、ほかに西大阪線(西九条〜尼崎間6.3km)と武庫川線(武庫川〜武庫川団地間前1.7km)の支線を保有する大手私鉄です。またこのほかに第2種鉄道事業者として神戸高速鉄道の元町〜西代間5.0kmも存在します。 阪神電鉄は40.1kmという大手私鉄15社の中で2番目に短い営業キロ、そして大手私鉄の中で最小の車輌保有数とかなり小さい鉄道会社です。市街地、住宅地を突っ切るのでカーブも多いですが、路線のほとんどが高架であり普通列車に用いられる高加減速性能車「ジェットカー」や高速域でもそこそこの加速性能を誇る急行用赤胴車を駆使してなかなかの高速・高密度運転を行います。昔から「待たずに乗れる阪神電車」と言われ、またそれを目標にしてきただけのことはあります。さらに沿線に甲子園球場があることなどから波動輸送にも強いです。 |
梅田駅は地下にあり櫛形ホーム5面4線のターミナル駅で、昼間時は2番線が特急、3番線が急行、4番線が普通と綺麗に用途が分かれています。梅田を出ると地下区間が続き相対式ホーム2面2線の福島駅が見えてきます。この駅は1993年の9月から地下駅となり、数年後には急行も停車するようになりました。福島を出ると右にカーブを切りながら地上に上がり、一気に高架にまで上るともう野田駅となります。 野田駅は島式ホーム2面4線の追い越し可能な駅です。野田から甲子園まではずっと高架線が続きます。 |