JR四国2000系非貫通型先頭車

 2000系は世界初の制御付自然振子採用車で120km/h運転ができる、JR四国になって初めて独自の4桁型式を与えられた車輌です。非貫通型先頭車は試作車1両を除き半室グリーンで、「しおかぜ」、「いしづち」では松山、宇和島側に、「宇和海」では宇和島側に、「南風」、「しまんと」では中村、宿毛、高知側に連結されています。

 気動車であるため編成組み替えの自由度が高く、1両単位での増結が可能です。また電気連結器、自動解結装置を装備しているため、容易に増解結出来ます。

 1995年には出力をアップして130km/h運転対応になった編成が登場し、1997年からは「うずしお」130km/h運転用にN2000系が製造を開始しました。

JR四国2000系アンパンマン列車

 一部はペイント列車となっていて、アンパンマン号やバイキンマン号など6種類ほどが走っています。

製造初年(試作車):1989年(平成元年)
製造初年(量産車):1990年(平成2年)
 
2000系使用の特急:「しおかぜ」「いしづち」「南風」「しまんと」「うずしお」「あしずり」「宇和海」

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