写 真 名 称 ひとり言
マーフィード エキスパートU

 水道水に含まれる不純物を取除くために使用しています。セディメントフィルターとカーボンフィルターで赤サビ・鉛/塩素などを取ります。メンブレン(逆浸透膜)で、イオン化物質を取り純水を作ります。
 以前は、セディメントフィルターとカーボンフィルターとメンブレン(逆浸透膜)を通して純水を作った後、R/O Rightで水質調整した水で換水をしていました。現在は、メンブレンを通さない水を溜めてエアポンプを使って抜気した水を使っています。
 R/Oで作った純水は、大変不安定な水質になります。燐酸を1滴たらしただけで、Phが下がります。これはKH(炭酸水素イオン濃度)も取除かれるためで、pHの急落が激しく飼育しずらかったので使用をやめました。また、R/O水の生産量が少なく、溜めるのに時間がかかり、捨て水も多かったこともやめた理由の1つです。
60L用ポリバケツ

 エキスパートUを通した水を溜めておくポリバケツですヒーター(300W,200W+150W)で温めて、エアポンプで抜気します。そして、換水時は、風呂水の排水に使うポンプで各水槽に送ります。
 置き場が狭い時に、縦に長いこのポリバケツが便利です。
ふた付きなので、何かと便利です。
 マーフィード pH計

 水のpHを測ります。デジタルで表示されて、7.0が中性で、7.0より小さい値が弱酸性、7.0より大きい値が弱アルカリ性です。



マーフィード TDS計

 水の中に溶解している不純物濃度(TDS)を測ります。TDSが小さいほど純水に近くて、大きいほど水の中に溶解物が多いことになります。

 pH計・TDS計ともに校正液によって、定期的に誤差修正をする必要があり、少し面度くさいです。
 我が家の水道水は、pH7.5で一日抜気すると8.5以上になります。小量の換水では、抜気した新水をそのまま使いますが、大量に換水する時は、燐酸で7.0までpHを落としてから使います。
 pH5.5以下を目安に換水します。


我が家のTDSは、100〜110ppm(200μS〜220μS)です。ディスカスには、80〜90ppmのTDSが良いようです。
 飼育水は、残餌や糞などディスカスが汚すため、TDSは時間の経過と共に大きくなります。週1回TDSの小さい水で換水してTDSを戻します
燐酸

 溜め水のpHを下げるのに使用します。


 以前は、テトラpH/KHマイナスを使っていましたが、500mlで2000円以上するものを大量に溜め水に入れる必要があり、不経済なため使用をやめました。現在は、燐酸を使っています。燐酸は、500mlで1200円程度で、100倍くらいの濃度があり、60Lポリバケツだと、25滴ほどでpH8.5からpH7.0まで落すことができます。
燐酸は、薬局で購入できます。ホルマリンのように印鑑とか必要ありません。試薬特級の燐酸を購入することを奨めます。安い工業用の燐酸は精製度が落ちるため、燐酸の化学式に似ている砒素が残留しやすいそうです。
ディスカス飼育で使用している器具を紹介します。