ジュネーヴ
Geneve
 GE ジュネーブ州ジュネーヴ州


1、レマン湖畔のジュネーヴ

2、大噴水
  ■ ジュネーヴに向かう

 ャモニの観光を終え、朝8時過ぎにホテルをチェックアウトをする。町から始まる高速A40に乗りジュネーヴに向かっておよそ100キロのドライブだ。道路は2車線でとっても走り易い。谷間の道は次々に景色が変わって、最初に町サランシュ (Sallanche) の付近までは変化のある山並みが続き快適なドライブとなった。クリューズ (Cluses) 〜ボンヌヴィル(Bonneville) と小さな町を見ながら通過すると、アヌマス (Annemasse) の分岐になった。直進してジュネーヴ市内に入るとすぐにスイスの国境になり、パスポート・チエックを受ける。【写真1・3】


   ジュネーヴ市内観光

 イスの南西にあるジュネーヴはレマン湖畔に位置する人口およそ16万人の小都市ではあるが、世界の重要機関が集結した国際都市としてもあまりにも有名となった。駅から湖畔へ続く華やかモンブラン通りの先には全長250mのジュネーブ最大の交通量の 「モンブラン橋」 がレマン湖から流れ出るローヌ川を跨ぎ、その欄干には、ずらりと並んだ州旗がはためいている。橋の上からモンブランがとても綺麗に見える。またレマン湖に目を向けると、湖上に力強く吹き上げる ジェッドー(Jet d'eau) と呼ばれる大噴水が見えた。ここでは大自然の景観とはまったく異なるスイスの魅力を感じ取ることができる。【写真2・4】

   イギリス公園

 ンブラン橋を渡り切ったすぐ左手にある 「英国公園」 は、ジュネーヴを代表する美しい公園の1つで、この公園の地下に大駐車場があり、さっそく車を預ける。直径5メートル、世界最長2.5mの秒針が毎秒27センチも動く大きな花時計が、四季折々におよそ6,500本の花々に飾られている。さすがに時計大国スイスである、精巧なムーブメントによって秒針まで正確である(笑)。昼食はこの先の湖畔に係留された 「船のレストラン」 に入った。日本語メニューまで用意され、新鮮なシーフードを湖畔を眺めながらゆっくりと頂く、「船のレストランって初めてだわ・・素敵ね!・・・」 と、 かみさんも満足そうに微笑んだ。【写真5】


高速A40に乗りジュネーブへ約100キロのドライブ
3、ジュネーヴに向かう高速A40




4、ローヌ川を跨ぐモンブラン橋には
各州の旗が並ぶ





5、世界最長の秒針を持つ花時計
イギリス公園にて



     6、レマン湖の大噴水

7、オーヴィーウ公園近くのレマン湖畔
      ■ レマン湖の大噴水

 
噴水 (Jet d'eau) を目標に湖畔の道を走ると、白鳥やカルガモが浮かぶエリアに到着した。湖畔から長いコンクリートの道が大噴水まで通じ、直ぐそばまで近寄ることができる。まるで消防ポンプのように吹き上げるこの大噴水は、建国 600年の1891年に建設されたジュネーヴのシンボルである。このジェッドー (Jet d' eau) は1,360馬力のモーター2個を使って、140mにまで湖水を吹き上げ、毎秒500リットルもの水を噴出すると言う。近くで見るとその水圧のエネルギーに圧倒される。さらに先にある 「オーヴィーウ公園」の湖畔には、ヨットハーバーや、この湖から取れた小魚を、おばさん達が加工している風景に出会った。【写真2・6・7】 
            ■ 宗教革命記念碑
 
 市街の中心部にある、ギリシャの神殿を思わせる堂々たる聖ピエール大聖堂や旧兵器庫などを見ながら、ジュネーヴが生んだ偉大なる思想家 「ジャン・ジャック・ルソー」 の生家を見て回る。更に15世紀に建てられたと言う市庁舎前を通って、ジュネーヴ大学近くのバスチオン公園の中ほどにある 「宗教革命記念碑」 を見学する。16世紀、金権腐敗、権威主義に陥ったローマ・キリスト教会に敢然と対抗し、プロテスタントの旗印を打ちあげたカルヴァン (Calvin) らの 4人の聖職者達の大きな石像がある。記念碑にはラテン語でPost Tenebras Lux (闇のあとに光りあり) と刻まれ、現在、市の標語にもなって親しまれている。【写真8】 



8、宗教革命記念碑 
左からファレル (Farel)  カルヴァン (Calvin)  ベーズ (Beze) ノックス (Knox) の4人


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