![]() 1、蒸気船「アーンスロー号」 ウオルターピーク・ファームツアー ■ NZ$45 (約\3,200) |
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■ ウオルターピーク・ファーム 朝、食堂に7時40分頃行くとまだ誰も食べた気配がなかった。結局我々だけで朝食を済ませ、ゆっくりと出発準備にかかる。9時前にチェックアウトをし、昨夜下見しておいたワカティブ湖畔のスティーマーワーフ (Steamer Wharf) のパーキング・エリアに車を入れた。 ■ 90才の蒸気船アーンスロー号 今回の旅では初めての船に乗る。この蒸気船アーンスロー号 (ESS Earnslow) はなんと1912年生まれで、就航して約90年も使われている歴史ある船で、もともと牧場に物資や羊を運んでいたものらしい。雨の中 汽笛を鳴らして岸壁を離れると、ワカティブ湖畔がだんだんと霧に入って見えなくなって行く。船の出発には飛行機では味わえない旅情があり、いいものである。【写真1】 船内のキャビンからは、エンジンが見えるよう開口され、乗客は物珍しそうに覗いている。良く手入れされたピカピカの蒸気エンジンが、白い蒸気を吹き上げ、元気良く動いている様子が良く見える。石炭を燃焼室に入れる度に、真っ赤な光が照らされ、昔懐かしい蒸気機関車を思い浮かべる。それにしても90年近く使われている船とは思えない手入れの良さに、すっかり感心してしまう。【写真2】 |
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■ 牧羊犬による羊のショー ファームに到着すると、すぐに牧羊犬による羊のショーが始まった。黒っぽい牧羊犬が、羊飼いの言葉と口笛で、リモートコントロール?のように、右に左に動きながら、遠くにいた羊達を集めて戻ってくる。羊が立ち止まると犬も体を伏せ、じっと睨みを利かせている姿を見て皆んな大笑い。 「すごいね〜すごいね〜」 と感心しながら、よく訓練された犬達の活躍ぶりを見学する。【写真3】 ■ 1枚の羊毛になった毛刈りショー 牧羊犬のショーが終わると、引き続き羊の毛刈りショーがすぐ隣りの牧舎で始まる。ステージの上で、羊飼いのおじさんが、羊の腹を前向きにすると、羊は両手両足を前に向け何故か?じっとしている。その姿が可愛らしくて観客は大笑い。大型の電気バリカンを上手に使い、説明を加えながらあっという間に刈っていく。刈り終わった羊は真っ裸になった感じで一寸寒そうだ。なんと刈り取った羊毛を持ち上げると、すべての毛が繋がって1枚の毛布のように広がったのには驚いた。観客も一斉に 「おー!」 と歓声を上げる。【写真4・5】 ■ 乗客いっせいに大合唱 帰りの船内では、ピアノに合わせて乗客いっせいの大合唱が始まる。ピアノの傍でビデオを廻していると、坂本九さんの 「上を向いて歩こう」 の曲目に変わり、日本人代表で歌わせられたのは予想外の出来事。日本語で歌うと皆んな手拍子に変って、つい盛り上げられ歌い終ると大喝采。ついこぶしが廻ったのは演歌の癖でごめんなさい(笑)。ピアノの近くにいると指名されるおそれあり要注意!。【写真7】 |
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