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■ボブス・ヒル(Bob's Hill) クイーンズタウンの名物、スカイライン・シャーレー行きのゴンドラは標高790mのボブス・ヒル (Bob's Hill) へ、37度の急斜面をおよそ5分で登って行く。この頂上からの眺めは最高で、眼下にはクイーンズタウンの町並み、その先には紺碧のグラデーションのワカティブ湖が広がり、さらに先にはマウント・リマーカブ (Mt.Remarkable) やセシル・ピーク (Cecil Peak) が見える大パノラマが展開する。クイーンズタウンの街は、名前の由来 「女王が住むにふさわしい街」 に似合った湖畔の美しいリゾートで、人口はおよそ14,000人。ニュージーランドでも人気が高い街なのである。【写真1・2】 |
■水位が15分毎に変わる この湖も氷河期の名残で、湖はこの写真の右奥にさらに大きく右曲りに続き、全体がS字型をしている。南島ではテアナウ湖の次に大きな湖で、不思議なことに水位が15分毎に10センチ近くも上下するという。1999年11月には記録的な豪雨によって水位が上昇し、湖畔の店舗の大半が浸水するという大打撃を受けた。 あすは正面の山セシル・ピーク (Cecil Peak) の右下の渓谷にある「ウオルターピーク牧場」に蒸気船で湖上クルーズしながら訪れる計画だが、だんだんと雲行きが悪くなり天候が心配になってきた。 |
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■ホテル・エスプラネード (Hotel Esplanade) スカイライン・シャーレーから下山して宿探しに出かける。湖に近い場所をと、湖畔を廻り、上の写真で天狗の鼻のような半島のパーク・ストリート (Park St.) にあったホテル・エスプラネード (Hotel Esplanade) に決める。ホテルといっても木造平屋のモーテル風で、部屋の窓下に車を止め、その先がワカティブ湖畔という希望どうりの場所であった。【写真3】 ■久しぶりの日本食 夕食はダウンタウンに出かけ、久しぶりに日本食を食べることにする。この街には4〜5軒の日本レストランがあるが、その中でキャンプ・ストリート (Camp St) にあった一番お手軽なお店で 「しょうが焼き定食」 を食べる。味噌汁が日本人の作った懐かしい味だ。日本人以外のお客も多く、結構賑やかで繁盛している。食後はショットオーバーストリート(Shotover St) を通って明日乗船する桟橋、スティーマーワーフ (Steamer Wharf) まで散歩する。外はもうすっかり日が暮れ、山の中腹の家々まで明かりが点いて、綺麗な夜景になっている。【写真4】
■麦わら帽子の羊の人形
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