アンテロープキャニオン
Antelope Canyon



グレンキャニオンダムで出来た人工湖、「レイクパウエル」


ページ & レイクパウエル

1、ページの街の中心部



2、「WAL-MART」ストア



3、「アンテロープキャニオン」 ツアーデスク




4、ツアーデスクの申し込み




5、川底の道を延々と走る




6、「アンテロープキャニオン」に到着

JTB アンテロープキャニオンビデオ

     ■
カイエンタからページへ
      From Kayenta to page
 イエンタから次の目的地ページは、前日走ったUS160を32マイル(約51.2km)引き返し、98号線に右折して67マイル(約107.2km)走った位置にあり、2時間半ほどのドライブとなりました。ページはグランドサークルのほぼ中央に位置する「グレン・キャニオン国定公園」にある湖、「レイク・パウエル」に最も近い位置にあり、人口約 6,600人の静かな街です。この湖は1963年完成のグランド・キャニオン渓谷を流れるコロラド川をグレン・キャニオンダム(Glen Canyon Dam)によってせき止め、大渓谷を水で満たした世界第2位の大きさの人造湖なのです。

 
の湖はダム完成後17年間かかって満水になったと言われ、東西およそ300キロ、入り組んだ湖岸線の総延長はなんと3000kmを超え、赤茶けた荒々しい岩肌と澄んだ湖水の対比は、世界でもここだけの景観です。 まるで未知の惑星に降り立ったような錯覚に陥れますが、事実SF映画「猿の惑星」のロケに使われた場所で、荒野の中を延々と走った後で眺めると、まるでオアシスに到着したような気分となります。【写真上・1】

   ■ アンテロープ・キャニオン
      Antelope Canyon
 の街の観光には、湖をボートで渡って訪れる「レインボーブリッジ」(Rainbow Bridge) と、 「アンテロープキャニオン」 (Antelope Canyon) に訪れるツアーがあるが、レインボーブリッジ・ツアーは、片道2時間の乗船で所要5時間が必要で、ペイジ近郊のナバホ族インディアン居住区にある 「アンテロープキャニオン」を訪れることにしました。 これはキャニオンと呼ばれていますが、奥行きおよそ150mほどの砂岩で出来た割れ目の渓谷?で、以前その写真を図書館で見たとき、その不思議な光景に少なからずショックを受け、今回のドライブでは最も楽しみにしていた場所なのです。

    ■ 時差を間違え2時間以上も待つことに
    Time difference will be mistaken
 ンテロープキャニオンはナバホ族が管理しており、個人の車で直接行くことが出来ないため、ペイジの街の中心部にある、「アンテロープキャニオン・ツアーデスク」に申し込むと、荷台に長椅子を付けた「ツアー専用車」で連れて行って呉れます。時差を間違え11:30分出発のツアーに2時間以上前に到着したため、予約を入れたあと市内を回ったり、買い物しながら時間調整しました。州を越えて移動する場合、時差と共にサマータイムを採用している州としていない州があり、いつも正確な時刻には悩みました。【写真2・3】

 
のツアーデスクでは同じようにドライブ中の何組かの日本人にお逢いで出来ました。1組のご夫婦は、ちょうど我が家と同じコースを逆向きにドライブ中で、お互いに走って来た情報交換しましたが、その後偶然にも帰りの飛行機でご一緒となり、お話をしている内に同じ会社の先輩であることが判りビックリしました。 世の中狭いですね。【写真4】

   ■ ナバホ族のツアーはここから
     Navajo fellows' tour departs from here.
 根に幌だけの荷台は、走り出すと結構風が吹き込み、帽子が飛びそうになります。 その上貨物車のサスペンションのため、オフロードの乗り心地はとてもハードなものです。ページの街を外れるとモニュメントバレーから走ってきた98号線逆に進み、ナバホのゼネレーテング・ステーション(火力発電所)の3本煙突の手前で右折して道路から下りたところに、ナバホ族のゲートがあり、この場所からもナバホ族運営のツアーが出ていました。時間のない場合や予約で満席の場合は、直接こちらまでレンタカーで訪れた方が早くて安いようです。【写真Map

 
のゲートを越えると普通車では走れない程のオフロードとなり、暫くすると水が干上がった広い川底を、同じ時間に出発した3台の車が、競争するように飛ばします。およそ20分ほど走ると、目の前にぽっかりと開いた割れ目のある岩山に遮られやっと停車しました。 【写真5・6】

 
から降りた場所が入り口で、大雨が降ると上流から流れた水がこの割れ目を通過するため、ツアー中止となります。キャニオン内の高い位置に洪水時に運ばれてきたブッシュが引っかかっていました。アンテロープキャニオンの近くで降る雨より、キャニオンから数十マイル離れた場所の雨が、予告無く鉄砲水としてキャニオンを通過するため、1997年8月12日には、ロウワー・アンテロープ・キャニオンの観光客11人が犠牲となっています。合掌【写真7】

    期待通りの幻想的な光景
    The visionary spectacle as expected
 部にはナバホ族のガイドが付いて、到着したグループ毎に、キャニオンを案内してくれます。キャニオンに入ったとたん、上の隙間から入った光線が一筋のビームとなって地面に差し込んでおり、ワーっと歓声が上がりました。この光景は11:30出発のツアーだけのもので、どこを撮っても絵になるフレームですが、人物の入らない写真を撮るのがとても難しいのです。下は平らな砂地で歩きやすく、だんだん狭くなり、およそ150mで通過して外に出ます。写真を撮った後、再び同じキャニオンを引き返します。【写真7・8】

     
                  7、「アンテロープキャニオン」入り口
     
                    8、「アンテロープキャニオン」の出口

9、アンテロープキャニオンへ入ります。

10、アンテロープキャニオンの中、観光客が多くて無人になる時はめったにありません。

 11、アンテロープキャニオンの出口

素晴らしいアンテロープキャニオン
Wonderful Antelope Canyon
 
 さあ!あなたもご一緒に幻想の世界へ・・・
予約 http://www.antelopecanyon.com/reserve.html
出発 09:30、11:30、13:30、15.30 (お奨めは11:30)
料金  4/1〜10/31まで $28.51
11/1〜3/30まで $22.88
※ 現地には 3社ほどツアーがあるようで、夏季繁忙期以外は予約は必要ありません。

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