グランドキャニオン(2)
Grand Canyon 2

                          


    G・キャニオン南ゲート
     Grand Canyon south gate
 IMAXシアターからG..キャニオンへ向うと、南ゲートの手前にモニュメントのような大看板があり、パーキングエリアまで用意されていたので記念写真をパチリ。あとから次々に車がやってきて同し様に撮っています。G・キャニオン南ゲートに近付くとなんと長蛇の大行列、ところが幸運にも我が家の車から右端の大型車用のゲートに行くように誘導されてニッコリ、待ち時間ゼロでゲートに入れました。【写真1・タイトル右】

 
のゲートでは国立公園入場料として、車1台に付き $20が必要で、レシートと一緒に「The Guide」という写真入りの月報ガイドを渡して呉れました。 このレシートで一週間以内の再入園が出来ますが、国立公園を3ヶ所以上回る場合は、1年間有効の「ナショナルパークパス」$50を買うと良いでしょう。【左】

   遂に現れたG.キャニオン渓谷
    Grand Canyon ravine which appeared
 持ちのマップでは突き当たりのT字路付近でG.キャニオン渓谷と遭遇するであろう・・と走っていたところ、急に右側の樹木の間から大きな渓谷が見え出し、なんとそれがG.キャニオン渓谷との遭遇でした。 簡略なマップだったため、実際の交差点はカタカナの「ト」字状になっていて、途中からG.キャニオン渓谷と平行に走っていたのです。

   有名なマーサーポイント
     The famous Mather Point
 路と渓谷の間に作られた細長いパーキングエリアに車を止め、石段で7〜8メートルほど下った渓谷に突き出たマーサーポイントに着きました。ここからはG.キャニオン渓谷の全貌が良く見えます。 息を呑むような眺めとはこんな時に使うのでしょうか?、壮大なる大自然の作ったこの景観は、この世のものとは思えないスケールで目の前に展開しています。さすがにかみさんもビックリして暫く言葉を失っているようでした。「凄いね〜 ほ〜ら対岸のノース・リムが霞んで見えるよ!」・・と思わず旦那も呟きました。【写真2・3・4】

 
のマーサーポイント名前は、初代アメリカ国立公園局長だったマーサーから付けられたもので、渓谷の傍にはマーサーのレリーフがありました。G・キャニオンの写真はこのポイントから写されたものが最も多く、G・キャニオンを代表する場所として知られています。ただ実際に現地で見た壮大さはどのようにしても表現できません。やはりこの場所は1度は訪れたい観光地の1つですね。【写真5】

         グランドキャニオンについて
 G・キャニオンはおよそ20億年前から、コロラド川の急流と風雨によって侵食されて出来た巨大な地表の割れ目で、現在でもその侵食は続いています。グランド・キャニオンはここから見える範囲だけではなく、コロラド川流域沿いに、長さは東京〜名古屋間以上の446kmもあり、幅は最小約800m、最大で29Km、高さおよそ1500m、最深部では1800mにも達します。 この渓谷は現在地がサウス・リム(南壁)で、対岸のノース・リム(北壁)まではおよそ17Kmもあり、夏期は若干霞んで見えます。ノース・リムへ車で行くには約350Km以上の大回りが必要で、標高はこちらのサウス・リムより約500mほど高いせいか気候も生体系も大きく異なり、冬には3m以上の積雪となります。 G・キャニオンは1908年に国定記念物に指定されたあと1919年に国立公園になりました。 現在でもインディアンのホピ族、ナバホ族、ハバスパイ族、パイユート族およびファラパイ族の5部族が居住しています。
 
        
   グランドキャニオン・サウスリム

1、G・キャニオン南ゲート前の大看板

2、G・キャニオン「マーサーポイント」
【拡大写真】

3、「マーサーポイント」から西を眺め
【拡大写真】

 4、「マーサーポイント」からの東を眺める

5、「マーサー」のレリーフ


6、 ヤバパイロッジ



7、ヤバパイロッジの室内


8、ハーミット・レスト・ルートのシャトルバス






9、ホビポイントでサンセットを見る人達


      ヤバパイロッジ
        Yavapai Lodge
  グランドキャニオン・サウスリム

 ーサーポイントの景観を楽しんだあと、次のヤバパイポイントに訪れたあと、今日の宿「ヤバパイロッジ」にチェックインしました。G.キャニオン国立公園内にあるロッジは人気が高く、半年以上も前から予約が必要だと言われており、当初はG.キャニオンに最も近いツサヤン(Tusayan) のモーテル「ベストウエスタン」を予約していましたが出発の1週間前に、偶然にもタイミング良くキャンセルの部屋にNet予約が取れたのです。

 
バパイロッジのチェックインカウンターは、ヤバパイポイントの入り口の少し先で左折すると、大きなパーキング場があり、その傍にあるカフェテリアの建物の一角にありました。 Net予約の時にプリントアウトした予約確認書を見せると、簡単に手続きが終って、カードキーとロッジを示す小さな地図を渡されます。ロッジはビレッジ内の道路を境にしてEASTとWESTに別れていますが、アサインされた7063号室はWEST側の平屋の簡素な建物で、早速車を部屋の前に付けてバゲージを運び入れます。【写真6・7】

 
屋の中は木製のツインベットにエヤーコン、TV、洗面、シャワー、トイレが付き、アイスマシンやドリンキングマシンは各建物に1台ずつ付いていました。またカフェテリアやギフトショップ、ジェネラルストア、シャトルバスストップなども近くにあってとても便利に作られています。施設は園内では最大で358部屋もあります。【写真7】

     ホピポイントからのサンセット 
        Sunset from Hopi Point
 つものことですが宿が確保できるとほっとします。 ドライブの疲れをとるためロッジで休憩したあと、ホビポイント(Hopi Point)で待望の日の入りを眺めに行くため、ビレッジ・ルート(Village Route) の終点、ブライト・エンジェル・トレイル(Bright Angei Treil) の近くまでレンタカーで向いました。その先にあるハーミット・レスト・ルート(Hermits Rest Route)は、指定車両以外は通行禁止で、大きな遮断機が降りています。車はG・キャニオン鉄道の踏み切りを渡った場所にあったパーキングエリアに入れ、2連に繋がったシャトルバスに乗り換えます。【写真8】

 
日のサンセットタイムは18時33分で、満席のシャトルバスがホビポイントに到着するとすでに大勢の人達が西の空を見上げて待っています。このホビポイントはG・キャニオン渓谷に最も突き出た最西端の位置で、太陽が沈む稜線が見通せる最高の場所として知られており、夕刻になると続々とサンセット見物の人達が集まって来ます。【写真9】

     幻想的なサンセット 
       Visionary sunset
 よいよサンセットになり、ワ〜という歓声とともに誰からともなく拍手が鳴り響くと、やがて稜線に静かに太陽が隠れ見事な色に染まりました。またここでも「旅先での感動を一緒に」したことになり、旅で新しい英気と、明日への活力を与えられたような気がします。旅は素晴らしいですね。









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