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■ アラビアンナイトの「夜のアラジン」 ストリップには巨大ホテルが多く、遠くのホテルも割りと近くに見えるためか、知らない内に数キロも歩いていることがあります。 9月も中旬だというのに日中は結構暑くて大変でしたが夜間は快適で、ナイトショーが終った午後8時半頃から、夜のテーマホテルを回ってみました。 モンテカルロを出ると 「シンドバットの冒険」、「アリババと四十人の盗賊」、「アラジンと魔法のランプ」 など、アラビアンナイトをテーマにした「アラジン リゾート&カジノ」が目の前に見えます。 現在のアラジンは総客室数2,600、2000年8月に新装オープンしたばかりのホテルで、前にある大きなディスプレイが目を引きます。【写真1】 ■ ベラッジオの「夜の噴水ショー」 ベラッジオまで戻ると「夜の噴水ショー」が始まっていました。 およそ5万平方メートルもある広大な湖を取り囲むようにして多くの人達が見ています。 1回のショーは4分程で終わりますが、暫く待つと全く違ったBGMで始まるため、何時まで見ても見飽きません。 風が少しあったため吹き上がった水しぶきが飛んできました。【写真2】 以前にシンガポールのセントーサ島で、レーザー光線を使った噴水ショーを見ましたが、ベラッジオでは噴水ノズルの下から強力な水中ライトでライトアップし、BGMに合わせノズル1個ずつの水圧と噴射角度をコンピューター制御しているため、表現がとても豊かでまさに「踊る水」そのものです。 ただ残念なのはライトアップのカラーが変化しないことでしょうか。 ■ 存在感のある「シーザーズパレス」 ベラッジオと反対側のフォーコーナーにあって、噴水ショーでもその存在感を見せていた「シーザーズパレス」は、長い間ラスベガスナンバーワンのホテルでした。 総客室数2,400の「古代ローマ帝国」をテーマとしたこのホテルは、いまでは「マンダレイベイ」やMGM に奪われましたが、ボクシング・ヘビー級タイトルマッチで長くTV中継され、世界から注目されていました。 最近ではローマのコロシアムを真似たシアターの「セリーヌディオン」定期コンサートが注目されております。 ストリップ大通りから見ると、その壮観な姿には圧倒されます。 【写真2・3】 ■ 真っ赤の染まった山が噴火する。 南国の楽園をテーマにしたと言われる「ミラージ」は、総客室数3,049の巨大ホテルで、庭一帯のヤシの木の間から流れ出る大小の滝と、屋外無料アトラクションの元祖である「火山」が有名で、その火山は日没後およそ15分インターバルで噴火が始まるため、池の淵に座って待つことにしました。【写真4】 噴火の山は池の右奥にあり、平らな頂上から山全体に滝のような水が流れていました。 暫くすると山が真っ赤に染まり、頂上付近から空高く吹き上げる噴水が赤いライトに照らされました。 「あれ・・噴水ショーだったの?」と思っていると、突然轟音とともに炎を吹き上げたのです。 その炎は溶岩流のように徐々に下へ流れ、最後には水面まで火の海となりました。 やがて2分程で全ての炎が消え、元の姿に戻る極めて短時間の単純なアトラクションですが、ベラッジオの噴水ショーとともに、これは見逃すことはできません。(笑)【写真5】 ■ 公演中のトラに襲われショーが中止に この「ミラージ」のカジノフロアにある シアターでは人気のロイヤル・ホワイト・タイガーやティンババティのホワイト・ライオンが登場するマジックショー「ジークフリード&ロイ」(Siegfried & Roy) が行われています。 「ミラージ」入り口左側にあるガラス張りの部屋には立派なプールがあり、ショーに出るタイガーなのでしょうか?優雅に水浴していました。 ホワイト・タイガーではなく、阪神マークのタイガーで、ビデオを向けるとしっかりとカメラ目線をして舌舐めしていましたが、とても優しい目で安心しました。(笑)【写真6】 「ジークフリード&ロイ」のマジックショーは、どう猛だと言われているトラらライオン達と、まるで猫とじゃれているかのように共演し、巨体の象も一瞬にして消してしまうなど、その素晴らしい技と、動物との共演が人気を呼び、これまでに300万人以上の人々が楽しんだと言われています。 しかしこの旅行の後、主役の1人 ロイが公演中に突然トラに襲われる事故が発生し、それ以来公演が中止になってしまいました。 現在ロイはラスベガスの大学医療センターに入院中で、その安否が気に掛かります。【写真7】 ![]() |
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