ラスベガス(2)
Las Vegas.2

1、アラジンの夜景




2、ベラッジオの「夜の噴水ショー」
【拡大写真】
ベラッジオの噴水ショービデオ


3、「シーザーズパレス」の前庭




4、素晴らしい「ミラージ」の庭園




5、あまりにも有名な「ミラージの火山」




6、 「ミラージ」入り口にいる本物のトラ




7、左Roy Horn 右Darren Romeo
    ■ アラビアンナイトの「夜のアラジン

 トリップには巨大ホテルが多く、遠くのホテルも割りと近くに見えるためか、知らない内に数キロも歩いていることがあります。 9月も中旬だというのに日中は結構暑くて大変でしたが夜間は快適で、ナイトショーが終った午後8時半頃から、夜のテーマホテルを回ってみました。

 
ンテカルロを出ると 「シンドバットの冒険」、「アリババと四十人の盗賊」、「アラジンと魔法のランプ」 など、アラビアンナイトをテーマにした「アラジン リゾート&カジノ」が目の前に見えます。 現在のアラジンは総客室数2,600、2000年8月に新装オープンしたばかりのホテルで、前にある大きなディスプレイが目を引きます。【写真1】 

   ベラッジオの「夜の噴水ショー」

 ラッジオまで戻ると「夜の噴水ショー」が始まっていました。 およそ5万平方メートルもある広大な湖を取り囲むようにして多くの人達が見ています。 1回のショーは4分程で終わりますが、暫く待つと全く違ったBGMで始まるため、何時まで見ても見飽きません。 風が少しあったため吹き上がった水しぶきが飛んできました。【写真2】

 
前にシンガポールのセントーサ島で、レーザー光線を使った噴水ショーを見ましたが、ベラッジオでは噴水ノズルの下から強力な水中ライトでライトアップし、BGMに合わせノズル1個ずつの水圧と噴射角度をコンピューター制御しているため、表現がとても豊かでまさに「踊る水」そのものです。 ただ残念なのはライトアップのカラーが変化しないことでしょうか。

  ■ 存在感のある「シーザーズパレス

 ラッジオと反対側のフォーコーナーにあって、噴水ショーでもその存在感を見せていた「シーザーズパレス」は、長い間ラスベガスナンバーワンのホテルでした。 総客室数2,400の「古代ローマ帝国」をテーマとしたこのホテルは、いまでは「マンダレイベイ」やMGM に奪われましたが、ボクシング・ヘビー級タイトルマッチで長くTV中継され、世界から注目されていました。 最近ではローマのコロシアムを真似たシアターの「セリーヌディオン」定期コンサートが注目されております。 ストリップ大通りから見ると、その壮観な姿には圧倒されます。 【写真2・3】

   真っ赤の染まった山が噴火する。

 国の楽園をテーマにしたと言われる「ミラージ」は、総客室数3,049の巨大ホテルで、庭一帯のヤシの木の間から流れ出る大小の滝と、屋外無料アトラクションの元祖である「火山」が有名で、その火山は日没後およそ15分インターバルで噴火が始まるため、池の淵に座って待つことにしました。【写真4】

 
火の山は池の右奥にあり、平らな頂上から山全体に滝のような水が流れていました。 暫くすると山が真っ赤に染まり、頂上付近から空高く吹き上げる噴水が赤いライトに照らされました。 「あれ・・噴水ショーだったの?」と思っていると、突然轟音とともに炎を吹き上げたのです。

 
の炎は溶岩流のように徐々に下へ流れ、最後には水面まで火の海となりました。 やがて2分程で全ての炎が消え、元の姿に戻る極めて短時間の単純なアトラクションですが、ベラッジオの噴水ショーとともに、これは見逃すことはできません。(笑)【写真5】

  ■ 公演中のトラに襲われショーが中止に

 の「ミラージ」のカジノフロアにある シアターでは人気のロイヤル・ホワイト・タイガーやティンババティのホワイト・ライオンが登場するマジックショー「ジークフリード&ロイ」(Siegfried & Roy) が行われています。

 「ミラージ」入り口左側にあるガラス張りの部屋には立派なプールがあり、ショーに出るタイガーなのでしょうか?優雅に水浴していました。 ホワイト・タイガーではなく、阪神マークのタイガーで、ビデオを向けるとしっかりとカメラ目線をして舌舐めしていましたが、とても優しい目で安心しました。(笑)【写真6】 

 「ジークフリード&ロイ」のマジックショーは、どう猛だと言われているトラらライオン達と、まるで猫とじゃれているかのように共演し、巨体の象も一瞬にして消してしまうなど、その素晴らしい技と、動物との共演が人気を呼び、これまでに300万人以上の人々が楽しんだと言われています。

 
かしこの旅行の後、主役の1人 ロイが公演中に突然トラに襲われる事故が発生し、それ以来公演が中止になってしまいました。 現在ロイはラスベガスの大学医療センターに入院中で、その安否が気に掛かります。【写真7】

       ラスベガス4Kビデオ


  まるでヨーロッパにいるような・・

 室がスイートルームのホテルとして人気が高いのが、このイタリア・ベニスをテーマとした「ベネシアン」です。 今では「ベラージオ」と並ぶ最高級グレード・ホテルで、鐘楼やリアルト橋の他、カジノ・フロアの2Fには、イタリア・ベニスをテーマにしたショッピングモール「グランド・カナルショップス」 Grand Canal Shoppes があり、天井に青空が描かれ、水路やゴンドラなどベニスの街並みが再現されています。
【写真8】

 
いたことに玄関ホールからカジノへの通路は、眩しいばかりの装飾が施され、その天井にはヨーロッパ風のフレスコ手法の宗教画が一杯に描かれ、二人で歩きながら「まるでヨーロッパに来ているようだね・・・」と言いながら、なんだか得した気分になりました。【写真9】

 ンドラライドは大人$12.50、12歳未満 $5.00 で、下船の際には+チップが必要で、乗船可能時間は、金・土曜日が午前10:00〜午後12:00まで、それ以外は午後11:00までとなっていました。 本場ベニスで乗っているので今回はパスすることにしました。【写真10】

  ■ アメリカ人の「東洋のイメージ」

 面に怪しげな五重塔らしき建物がある「インペリアルパレス」は 「オリエンタル」をテーマとしたホテルで、どことなく日本のイメージが漂いますが、中に入ると中国っぽい装飾があったりして、結局アメリカさんには、東洋とはこんなイメージだということでしょうか?
【写真11】

 
のホテルには歴代の車、およそ250台以上も集めた世界最大級の「オートコレクション」があり、1台1億円以上の価値のある車がゴロゴロと並んでいますが、この場所に行くにはインペリアルパレスのカジノフロアの一番奥のエレベーターで5階に上がり、当然カジノに寄って貰うのがこの車たちの役割のようです。
【写真12】

 
れにしてはしっかり入場料を徴収し、大人 $6.95、12歳以下 $3.00(5歳以下無料)、65歳以上のシルバーは $3.00となっています。
展示されている主な著名人の車は以下の表の通りです。


年式 車 種 オーナー
1929年 キャデラック
タウンカー
フーバー大統領
1936年 キャデラック
リムジン
ルーズベルト大統領
1950年 リンカーン
リムジン
トルーマン大統領
1952年 クライスラー
インペリアル
リムジン
アイゼンハワー
大統領
1955年 リンカーンカプリ
コンバーティブル
マリリンモンロー
1962年 キャデラック
コンバーティブル
エルビスプレスリー
1962年 リンカーンリムジン J.F.ケネディ大統領
 
 和天皇が使っていた1935年のパッカードリムジンや、ヒトラーの 卍エンブレムの入った1939年のベンツ770K、アルカポネの愛車1930年のキャデラックリムジン(銃弾痕付)などもあったようですがどうやら売れてしまったようです

8、「ベネシアン」の鐘楼とリアルト橋


9、カジノへの通路は、まるでヨーロッパ


10、ベネシアンのゴンドラライド


11、インペリアルパレス


12、世界最大級の「オートコレクション」

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