古城街道
Burgen Strasse
 



1、古城街道 ツヴィンゲンベルク


2、ツヴィンゲンベルク城




3、ネッカーズルムの聖ディオニシウス教会

ネッカーズルムは、ネッカー川とズルム川に由来するため
「ネッカーズルム」という読み方が正式のようです。



4、後方の白い建物はアウディの工場
    ローテンブルグ へ

 イデルベルクの観光を終えたのが15:00時過ぎで、そのままネッカー川に沿って37号線の古城街道を東に走る。アウトバーンの乗り口、あの有名なアウディの工場があるネッカーズルム (Neckarsulm) のまで約80キロの距離だ。ネッカーズルムからアウトバーンに乗ると、今夜の宿泊地ローテンブルク (Rothenburg) まで、およそ100キロで到着できる。

 城街道の37号線は、片道1車線の道路だが、平坦で交通量も少なく、とっても走りやすい。アウトバーンと違って、山や川が近くにあり、緑に囲まれながらの快適なドライブが続く。つい小林亜星さんのBSタイヤのCMソング・・♪「どこま〜でも行こう〜」 の歌が出てくる。「古いね〜!・・」(笑)【写真1】

 り始めて暫くすると、ネッカー川沿いの山の中腹に ツヴィンゲンベルク城 (Zwingenberg) が見えてきた。バーデン大公の私的な住居として使用されているため、一般公開はされていないが、毎年8月に、この城の職員たちが1年がかりで準備した 「シュロス・コンサート」 が開催される。チケットが中々入手できないほどの人気があるようだ。有名な作曲家ヴェーバーの 「魔手の射手」 ゆかりの城で、コンサートのメイン・プログラムとなっている。【写真2】

 画では、この37号線から寄り道しながら古城を訪ねる予定であったが、時間が遅れて夕刻までにはホテルに入りたかったため1時間半でネッカースルムに到着した。ここからアウトバーンA6〜A7に乗ってローテンブルクを目指す。さすがに名高いアウトバーンである、120キロぐらいで走っていても、どんどんと追い抜かれてしまう。ベンツやBMW・アウディなら許すが、軽自動車のようなミニカーにまでも、あっさりと抜かれてしまう(笑)。【写真5】

 対速度からしてほとんど140キロ以上で飛ばしているようだ。ついつられてアクセルを踏み込み、ナビゲーターのかみさんから注意される。 「ゆったり二人旅 でしょう!・・」 には返す言葉はない。まだまだ旅は始まったばかり、「マイペースで行こうな!・・・」 とナビゲーターの忠告には、ドライバーは素直である。(笑)




ネッカー川に沿った37号線の古城街道
ネッカー川に沿った37号線





ツヴインゲン・ベルク城





名高いアウトバーン120キロぐらいで走っていてもどんどんと追い抜かれてしまう。
アウトーバーンA6号線


5、アウトバーン



6、ローテンブルク・ガルゲン門 (Galgentor)



立派な木組みのホテル 「ライヒス・キュッヘンマイスター」
ホテル「ライヒス・キュッヘンマイスター」


「ライヒス・キュッヘンマイスター」 ホテルの素敵な看板
可愛いホテルのつり看板
   ローテンブルグ へ到着

 がて左手に忽然とレンガ色の屋根が連なるローテンブルクの町が見えてきた。アウトバーンから降り、駅前経由で城壁に囲まれた旧市街に、ガルゲン門 (Galgentor) をくぐって入った。城壁内への車の進入は、宿泊者でないと出来ないはずだが、特別にチェックもなく、立派な木組みのホテル 「ライヒス・キュッヘンマイスター」 (Reichs Kuechenmeister) に到着した。【写真6】

 う夕方の18:00時を過ぎていたが空室があり、チェックインが無事に出来た。まだまだ空は明るく、これから少しは町の様子も見れそうである。こんな限られた城壁の中に、駐車場所があるのかと心配したが、案内されたのはなんと裏手の家屋の中、立派な屋内駐車場であった。さっそく車をまわして中に入れる。【写真左】

 サインされた部屋は、屋根の傾斜がそのまま天井になった、素敵な屋根裏風の部屋で、バスタブが付き、木製のツインベットが暖かさを感じさせる。街の中心マクルト広場が近く、さっそく荷物を置いてかみさんとで出かけて見る。外からホテルを眺めると屋根の傾斜が急な造りで、ほとんどの部屋は屋根裏にあるようであった。【写真7】


7、屋根裏風の部屋


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