![]() シュターレック城 ![]() プファルツ城 |
■ バッハラッハの町(Bachrach) 左岸の谷の間に見えるバッハラッハ (Bachrach) は、ドイツ独特の木組みの家が立ち並ぶロマンチックな町である。丘の上に建つシュターレック城」 (Burg Stahleck) は、オリジナルの建物は、12世紀に建てられたもので、今では一部をユースホステルとして利用されている。バッハラッハもワインの町としても有名で、6月と9月には民族衣装を着けた 「ワイン祭」 が行われる。町内にはゴシックとロマネスクが混じった 「ペーター教会」 (Peter) や、歴史ある古い館が有名で、現在はレストランとして使われている 「アルテス・ハウス」 (Altes Haus) などがある。 【写真1・2】 ■ 船の形の 「プファルツ城」(Burg Pfalz) さらに進むと、突然川の中央に船が浮かんでいるように建つ色鮮やかな 「プファルツ城」 (Burg Pfalz) が見えて来る。川の中州の岩盤上に14世紀に、プファルツ選帝侯が、行き交う船からの通行税を徴収するために築いたもので、城は水の抵抗を少なくするため船形をしており、城内は豪雨によって川の水位が上昇しても安全な工夫がされている。現在では 「ライン川博物館」 として利用されているのだが、残念ながら渡り方がわからず通り過ぎてしまった(笑)。 【写真3】
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![]() 4、シェーンブルク城 (古城ホテル) |
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■ おもわず歌うローレライ 船のような 「プファルツ城」 を過ぎると、左岸にはオーバーヴェーゼル (Oberwesal) の美しい町が見えてきた。その町の山頂には 「シェーンブルク城」 (Burg Schönburg) が山からこぼれるように建っている。 このあたりのライン川は、幅が90メートルともっとも狭く、そのため川の流れも早い場所で、その右岸には、歌で有名な名勝 「ローレライ」 がある。 (ローレライとは妖精の岩という意味) ラインの水が渦巻く岸に132メートルの岩山がそそり立ち、道も岩山にさえぎられて大きくカーブする。【写真4・5・6】 この付近がライン川最大の難所で、多くの船乗りが遭難した所で、水の精 「ローレライ」 の美しい歌声が、この岩壁のこだまし、船乗りの心を奪ったため・・との伝説が生まれた。この岩山を回りながら、つい2人であの有名なハイネの詩 「ローレライ」 を歌い始める。旅先での感動を一緒に・・・とはこんな事かも・・・?(笑)。 【写真7】 |
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![]() 7、ローレライ
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