大井競馬観戦記
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2001年6月24日の大井。


効調教+良血+的場文男=勝利?

今日は1レースからいいとこ見せてくれますね、的場騎手。甥っ子の的場直之騎手からの乗り替わり初戦でしたがきっちりと結果を出します。このあたりはさすがです。調教でも長めから追いきっていい時計が出ていたようですし順当といえば順当なんですが。この馬、血統のほうもなかなかで、先々も楽しめそうです。

Cコンコースクイーン 雌3才
父:フジキセキ  母:パンペロウ   母の父:コンキスタードールシエロ
所属:大井、蛯名厩舎/  馬主:土井和則氏
生産:新冠/土井牧場/  騎手: 的場文男
 


効調教+気性難解消+内田博幸=勝利?

2レースは内田騎手。今年は積極的に他場で騎乗するようになり、勝ち鞍も急上昇。的場文男騎手の牙城を崩すか?とも思われたが、的場騎手も例年以上に浦和や船橋での騎乗を増やしているようでなかなか追いつけないようです。でもこのまま意欲的に乗り数を増やしていけば・・・・?
今日も使われながら気性難が解消してきたアンリバレット号を無難に初勝利へと導きました。

Fアンリバレット 雄3才
父:ジェイドロバリー  母:カツノジョオー
  母の父:パーソナリティー
所属:大井、荒井(隆)厩舎/  馬主:廣松和義氏
生産:新冠/土井牧場/  騎手: 的場文男
 


好気配+石崎隆之=勝利・・・とはなりませんでした。今回は。

このレースは石崎騎乗のブルーアスワンがダントツの1番人気。的場、内田ときていたので、名手石崎が黙ってないでしょう・・と思っていたら、今日は吉井騎手鞍上のアスキット号が父のサッカーボーイばりの末脚で差しきってしまいました。上手の手から水がこぼれる、なんてことはままあることですし、石崎の馬は休み明けでしたし。でも今日は勝ち馬の決め手と、末に賭けた吉井騎手の決断が良かったようです。

Gアスキット 雄3才

父:サッカーボーイ  母:ボールドシャトー
  母の父:シャトーゲイ

所属:大井、飯野(貞)厩舎  馬主:中江隆一氏
生産:浦川/市正牧場
  騎手: 吉井竜一
 


超良血+的場文男、でも勝てない!?

5レースは3歳馬の特別レース、「あじさい特別」。以前の観戦記でもとりあげた、ドラールアラビアン の弟、ドラールブライトンが一番人気。その良血と、前走ダービーで善戦した実績を買われたようです。しかし、今日は道中の反応もいまいちで、遂に走る気を見せないままあっけなく敗退。勝ったのは”穴男”堀騎手騎乗のイチコウバクシンオ号でした。デビューから3連勝した逸材でしたがここ数戦の凡走で人気を落としていました。スンナリ先手を奪えた今日は楽々逃げ切りでした。

Dイチコウバクシンオ 雄3才

父:サクラバクシンオー  母:キャッチザナイト   母の父:マルゼンスキー
所属:大井、矢作厩舎  馬主:市川 弘氏
生産:門別/日高大洋牧場  騎手: 堀 千亜樹
 


ウィングガールって馬、覚えてますか?

ウィングガール、懐かしいですねぇ。あれは忘れもしないオールカマーの日でした。ハシルショウグンとジョージモナークが同じ大井の赤間厩舎なのに、的場と早田が競り合って見事に共倒れ(T_T)。そんな日の8レース(だったと思う)で、的場文男を鞍上に走っていたのがウィングガール。結果は2着でしたが、ナント勝ったのは石崎鞍上のビヨルリンク。中山競馬場で、南関を代表する2人の叩きあいを見ることができたのです。いい時代だったなぁ。認定レースの無い大井所属の的場騎手は中央で乗るなんてことほとんど無いですから。
で、そんなウィングガールを母に持つブランカマスカラ号が登場!鞍上が石崎というのがなんだか皮肉なんですが。今日は納谷からの乗り替わりということもあってか一番人気。しかし、勝ち星を挙げることは出来ませんでした。



Fブランカマスカラ 雌4才

父:ウィナーズサークル  母:ウィングガール   母の父:ノノアルコ
所属:大井、久保杉厩舎  馬主:栗山道郎氏  生産:新冠/駒沢健一郎  
 




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