2004年8月18日の大井競馬場



さて、今日の4レースを制したのはジェイドロバリー産駒のテルオジョウ(赤嶺厩舎<大井>、石崎隆之騎手)。前走は後方一気で3着、その前は逃げて5着。脚の使いどころが難しいのか、いいところへは来てもなかなか勝ちきれませんでしたが、今回は見事に4角11番手からの追い込み勝ち。前走で脚の使いどころを計ったか?石崎隆之騎手の好プレー。

 



5レース。勝ったのはミナミノパピヨン(宮下靖厩舎<船橋>、張田京騎手)。父はケントニーオー。中山記念の末脚なんかはなかなかのモノと覚えています。現役時代を知ってる馬だと思い入れも多少違ってきますね、やっぱり。走りを見たことがある内国産種牡馬が頑張っているのは嬉しい限り。

 



6レースも父内国産馬の勝利です。バンブーアトラス産駒のフブキ(村上厩舎<大井>、達城龍次騎手)。復帰後一叩きした前走で先行粘り込みの3着、今日はさらに良化して見事1着。追いすがる1番人気アタゴパラパラ号以下を振り切ってのV。

 



7レースも父内国産馬の勝利。ワカオライデン産駒のレディラブフェイス(竹山厩舎<大井>、鈴木啓之騎手)。C2一般⇒C2特別⇒C1一般と順調に3連勝を決めました。一時期の低迷がウソのような復調振りです。

 



8レースも父内国産馬の勝利。しかもトロットサンダー産駒ときました。勝ったのはドントコイタカトモ(栗田泰厩舎<大井>、坂井英光騎手)。
トロットサンダーといえば浦和出身のJRAGT勝ち馬。浦和出身であそこまで登りつめるとは正直思いませんでしたけど、よく頑張りましたねぇ。晩年は名義貸し事件に巻き込まれてしまったのが残念。

 



9レースは重賞の「アフター5スター賞」。いやぁ、重賞を生で見れるなんて久しぶり・・・・。
このレースを制したのは見事に連覇を果たしたハタノアドニス(高橋三厩舎<大井>、早田秀治騎手)。休み明けの前走を減量騎手を乗せて一叩き、そして今日は勝負師・早田騎手騎乗で勝負にきました。レース前半は飛ばすでも無く、過度に抑えるでもなく絶妙なペースで逃げ、後半はその貯金を生かして、トミケンマイルズが並びかけると馬を追い出して見事に勝利。久しぶりに早田騎手の妙技が炸裂した一戦でした。

 


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