2004年6月13日の大井競馬場



今日の1レースは3歳馬の1戦。前走は大きく外に膨れてしまってほとんど競馬にならず、それでも3着に来たテイエスジョオー(村上厩舎<大井>、石崎駿騎手)。今日はそんなところも見せずにスムーズなレースで圧勝。

 



4レース。勝ったのはサクラチヨノオー産駒のロマンティック(久保田厩舎<大井>、内田博幸騎手)。
サクラチヨノオーは特に印象深いダービー馬ですなぁ。アドバンスモアの大逃げ、メジロアルダンとの強烈な叩き合い。昭和最後のダービーを強烈な印象と共に勝った馬。競馬初心者の私にはホントに印象深いレースでした。

 



5レースはコスモバルクですっかりおなじみ、今を時めく(?)ザグレブ産駒のゲットオン(藤江厩舎<大井>、張田京騎手)。C2クラスならコスモバルク並みの差し脚?これで2連勝、その前の足踏みがウソのような差しきり勝ちでした。

 



6レースの勝ち馬はサンデーブランチ産駒、ヤマショウブランチ号(武智政厩舎<大井・小林>、酒井忍騎手)。
このレースは2人のサカイでワンツー(2着は大井の坂井)。個人的な印象ならば酒井騎手は差し馬で穴、坂井騎手は追い込みで穴、左海騎手が穴を出すのは逃げ、なんて感じなんですけど。いずれのサカイも腕は達者、常に要注意ですぞ!

 



7レースの勝ち馬はシャーディー産駒のファーストチャンプ号(馬番10、武智政厩舎<大井・小林>、今野忠成騎手)。いやぁ、母の父はホワイトフォンテンですか・・・・、”白い逃亡者”ですね。血統表に見なくなりました、最近は。ホワイトフォンテン、主な勝ち鞍のひとつには「日本最長距離ステークス」(中山・芝4000)なんてのもあります。最近はほとんど見なくなった個性派の長距離の逃げ馬。イングランディーレあたりに受け継いでもらいたいキャラなんですけどねぇ。

 



8レースはハートレイク産駒のワールドサンデー(佐藤壽<大井>、的場文男騎手)。的場騎手、この勝利で通算4499勝!4500勝にリーチ!

 



さすがは的場騎手、前走でリーチをかけた4500勝を9レースであっさり達成!リーチ一発ツモであります。簡単に4500と言いますけど、まさに血と汗と涙の努力の積み重ねの4500勝。この4500の中に東京ダービーが無いのが不思議?ま、今日はそういうことは言わない方向でお祝いしましょう!

リトルフェス(栗田裕<大井>、的場文男騎手)

 



しかし、これだけの記録の勝利でありながらパドックには花束もなんもナシ。記録に気づいていた私を含めた数人のファンが「おめでとう!」の声を掛けただけでした。冷たいなぁ、大井競馬。

 


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