2003年10月12日の大井競馬場

1レース・2歳新馬戦はティンバーカントリー産駒が

ティンバーカントリー、失敗種牡馬かと思いきやダートで実力発揮?

Bグレートガイア 牝2(大井:福永厩舎) 戸崎 圭太騎手
父:ティンバーカントリー 母:エクセレンス
母の父:イルドブルボン

 

2レース・本日2発目の2歳新馬戦

母はサランガールですか。現役時代はここで走ってましたね。確か本村騎手が乗ってた記憶がありますが。

Hキングソルジャー 牡2(大井:物井厩舎) 的場 直之騎手
父:ポリッシュパトリオット 母:サランガール
母の父:ヤマニンスキー

 

3レース・3歳賞金別条件戦

獲得賞金が「15万未満」という条件の一戦。はっきり言ってレベルは?のメンバーです。こんな時は何戦もしても掲示板に乗れない馬よりも、デビュー戦か、まだ2,3戦目の馬を狙うのが良いかと。今回も能力試験でソコソコの時計を出していた今回デビューのネロフェニーチェが楽勝。

Dネロフェニーチェ  牝3(大井:物井厩舎) 的場 直之騎手
父:ウォーニング 母:メイショウトキメキ
母の父:シンボリルドルフ

 

4レース、先行力があったほうが。

ここも獲得賞金が「15万未満」という条件の一戦。前走はここよりも格上のレースで先行していたワイルドボーデンがアッサリと決めました。

Bワイルドボーデン 牡3(大井:村上厩舎) 鷹見 浩騎手
父:ライブリーワン 母:インターララバイ
母の父:ラツキーソブリン

 

5レース・的場が1枠で先行馬ならね

楽勝も当然といえば当然か。ここのところは先手が取れないレースが続いていたうえ、前走は大出遅れ。このレースの後で大井初心者かと思われる軍団が「何でこんな馬が勝つんだよ〜」と言ってましたが、新聞の細かいところとパドックに答えは落ちてるもんですよ。

@ウィンリージェント 牡4(大井:矢作厩舎) 的場 文男騎手
父:パークリージエント 母:ロマンチックワルツ
母の父:ミスターシービー

 

6レース・メリーナイスの産駒

映画「優駿」のモデルともいわれたメリーナイス。そのメリーナイスの子です。あの映画が上映された頃はまだ高校生でしたかねぇ・・・・・。今改めて「優駿」見ると田中邦衛演ずる調教師が根本康弘騎手(本人)に「何年乗り役やってる!」と怒鳴るシーンなど洒落になってねぇな、などと結構別の意味で楽しめたりして。

Aベニハヤテ 牡4(大井:倉内厩舎) 澤 佳宏騎手
父:メリーナイス 母:グランドチグサ
母の父:グランドオペラ

 

7レース・再会

いやぁ、まさかこんなところでブルーエースに再会できるとは。北海道旅行の最終日に訪れた旭川で見ましたよ、この馬が勝つところ。あの時はパドックから気合満点でしたねぇ、ホントにギンギンで。俺が予想屋ならデッカイ文字で”本日一番”と朱書きしますね。「これは勝負!」と自信を持って馬券買えました。今回もあの時と同じ気合満点でこれは勝つな、と思いましたよ。

Dブルーエース 牡2(大井:山藤厩舎) 石崎 隆之騎手
父:シャンハイ 母:ハヤカツエース
母の父:ノーベルダンサー

 

ブルーエースの北海道時代です

時は9月16日、所は旭川競馬場。鞍上は北海道のエース、五十嵐冬樹騎手。旭川競馬場までのタクシー代が2750円もかかって予想以上の出費になってしまってカスカスの財布のピンチを救ってくれた北の大地の救世主でありました・・・・。

 

超良血アラブ
ブルーエースばかりに目がいってましたが、注目馬はまだいました。カーリ号ですが、母の父は何と世界のカーリアン。ところが母の名前の上には「アア」と書かれているわけです。「アア」というのは「アングロアラブ」。要はアラブの血が入ってるということ。アラブのカルロッタデュパオンにカーリアンをつけて生まれてきたのがカーリセレス。それにサンデーサイレンス産駒で大井で大活躍していたユートカイザーを配合して生まれてきたのがこのカーリ。解る人には解っていただけるかと思いますが、血統的には見所満載です。
昔、カーリアン産駒のアラブがいる!って結構話題になったんですけど、半分忘れかけてました・・・・。こんなところでその子にめぐり合えるとは。レース以外でも見所の多かった7レースでした。
@カーリ 牡2(川崎:安池成厩舎) 今野 忠成騎手
父:ユートカイザー 母:(アア)カーリセレス
母の父:カーリアン

 

9レース・消え行くかみのやま競馬に手向けのV

勝ったニッケルスイソ、元は上山競馬のオープンクラスで活躍していた馬。転入後2戦はパッとしないレースでしたが、前走はまさに「馬群を縫って」追い込んで気迫のV。すっかり調子を戻したと見え、今回は先行して押し切って見せました。タヤスツヨシも今やすっかりダート専用種牡馬になった感がありますが、これはこれで持ち味ということでいいんじゃないでしょうか。芝だけが競馬じゃないわけですからね。

Eニッケルスイソ 牡6(小林:阪本泰厩舎) 的場 文男騎手
父:タヤスツヨシ 母:アラマサパーク
母の父:パークリージエント

 


次の観戦記を読む

観戦記トップに戻る