大井競馬観戦記
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2002年7月7日の大井。


1レース。本日の「名馬の弟」

今日の1レースを勝ったティンバータイガー号は笠松のオープンクラスで活躍しているトミケンライデンの弟。580キロ近い馬体でここまで仕上がりが遅れていたようですが、そんな鬱憤を晴らすかのごとく、経験馬たちを相手に初出走ながら圧勝。まだ馬体には余裕があるようでしたので、今後の活躍も見込めそうです。




Bティンバータイガー 雄3才
父:ティンバーカントリー  母:マイモール  
 母の父:マルゼンスキー
所属:大井、庄子厩舎/  馬主:草野真理氏
生産:鵡川/桑原牧場/  騎手: 的場 文男
 


2レース。本日の「期待の外国産」

たまに見かけるのが大井に似つかわしくない(?)、良血外国産馬。なぜか大井に入厩してるんですねぇ。デビューがここまで遅れたところをみると中央で相手にされない事情でもあったのか?・・・と下衆な勘ぐりのひとつも入れたくなりますが。何はともあれ、本日は期待に応えて圧勝です。



@マキノレイク  雄3 才 
父:ソルトレイク 母:デァトゥビーミー  
母の父:メドウレイク
所属:大井、上杉厩舎   馬主:島崎 萬喜氏  
  生産:米国/-----   騎手:鷹見 浩
 





3レース。本日の「名馬の妹」

ナイキジャガー。1996年、京浜盃・黒潮盃・羽田盃と3連勝を決めて、こんどこそ的場騎手に悲願のダービーをプレゼントかと思いきや、故障により長期離脱を余儀なくされてしまいました。そんな強豪の妹がデビューしました。3歳のデビューと遅くなってしまいましたが、父:サクラローレル譲りの底力でなんとかしてくれそうです。今日は僅差の勝利でしたが、2戦目以降に期待です。


Cナイキベイトゥリー  雌2 才 
父:サクラローレル 母:チュウオーエビス  
母の父:ハワイアンイメージ
所属:大井、高橋三郎厩舎   馬主:小野 勝俊氏  
  生産:新冠/勝川牧場   騎手:鈴木 啓之
 



5レース。本日の「超マイナー種牡馬の子」

すいませんでした。恥ずかしながら私、ロングニュートリノが種牡馬やってたこと知りませんでした。ロングニュートリノって誰?って言う人のために説明しておくと、中央では小林稔厩舎に所属、スカイブルーSなど6勝を挙げ、後に公営・名古屋に転厩、名古屋大賞典、東海大賞典など9勝をあげました。ノーザンテーストの子という血統と、しぶといレース振りが買われたようで種牡馬になってたようです。しかし、なんでまたロングニュートリノなんだろうか?でも、こういう配合をする生産者の方、私は好きです。ロングニュートリノ産駒に藪井・・・。深いなぁ、大井は。
あ、言い忘れましたが今日は勝てませんでした。見せ場は作ったけど。

Hリヴニュートリノ  雌4 才 
父:ロングニュートリノ 母:グロウゲンザン  母の父:ハワイアンイメージ
所属:大井、鈴木(富)厩舎   馬主:伊藤 正夫氏  
  生産:新冠/小松隆弘   騎手:藪井 武志
 


9レース。本日の「超安定勢力」

だいたい、競走馬というのは年中自分の実力をフルに出し切れるわけもなく、多少なりとも波がありそうなものですが、今日のメイン、七夕賞に出走したカネショウレパードはここのところ調子が「高値安定」みたいで、3月以降掲示板を外してません。言葉でいうのは簡単なんですが、毎日の世話をしている厩務員さんの苦労は人知れないものがあるのでしょう。いまいち勝ちきれないカネショウレパードですが、どうもこの馬が出るレースにはいつも飛びぬけた馬がいるみたいで、今日も連勝中のエーブマックイーンと当たってしまい惜しくも2着。クラスが上がる前になんとか悲願の勝利を!

Hカネショウレパード  雄5 才 
父:ラシアンルーブル 母:カネショウキャップ  母の父:オグリキャップ
所属:大井、高岩(隆)厩舎   馬主:清水 政治氏  
  生産:浦川/山春牧場   騎手:達城 龍次
 

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