2002年7月21日の大井

1レース・人気はそちら実力はこちら

1レースを制したのはジェイドロバリー産駒のマルカセンター号(騎手:今野 忠成・厩舎:田中康<大井>)。前走は8頭中、8番人気の勝利でしたが、2走目の今回も楽勝で、前走はフロックでは無いことを証明した形になりました。それにしても今回も人気は2番人気止まりで、前走2着の石崎騎手の馬が1番人気になっていたあたり、イマイチ信用されてなかったようです。石崎騎乗というだけで人気になってしまいますねぇ、どうも。今野騎手だっていまや川崎のトップジョッキーなのに。

 

2レース・ブリンカー効果で一変!ブッちぎり!

2レースを制したのはキンググローリアス産駒のハネダティアラ号(騎手:森下 博・厩舎:高岩隆<大井>)。ここもまた石崎騎乗の馬が一番人気でした。しかし、前走は展開不利があったこのハネダティアラのほうが2走前以前の競馬を見る限りはこのクラスの実力は上のハズなんですけど。レース結果はまさにそのとおりで、後続に影をも踏ませぬ2秒差の圧勝劇で、初勝利を派手に飾りました。かかってしまう気性が解消されてくれば、距離がある程度伸びてもOKでしょう。短距離なら当面は快進撃がつづくと思いますが果たして・・・?

 

3レース・だから、言ったじゃないの

3レースを制したのはワカオライデン産駒のガッサンライデン号(騎手:的場 文男・厩舎:蛯名<大井>)。このレースもまた石崎騎乗の馬が1番人気。どうしてこう石崎の馬というだけで印を打ちますかねぇ、中央からの転入とはいえ。結局このレースも最後に的場騎手の馬に差しきられました。

 

4レース・高知で12勝の実力はダテじゃない

4レースを制したのはリズム産駒のタカノダイユウ号(騎手:鷹見 浩・厩舎:石田<大井>)。中央競馬で5戦未勝利のあと、高知へ転出、12勝をマークして南関へ転入。転入後も2連勝をマークしての今回の一戦でした。さすがにCクラスでは実力が違ったか、楽勝でした。いくら賞金の違いがあるからといっても向こうのAクラスの馬がこちらではCクラスで戦えるというのはいかがなもんか、といった感じがしなくもないのですが。

 

5レース・人気薄の宮浦あなどるなかれ

5レースを制したのはトニービン産駒のタガノウィスパー号(騎手:宮浦 正行・厩舎:秋吉<大井>)。このレース、1番人気は的場文男騎手の馬だったのですが正直なところ、「的場人気」で人気になったような・・・。こういうときに目を離せないのが私がイチオシの宮浦騎手。常に冷静沈着に見えて、実は結構な”勝負師”のようで、今回も直線一気に馬群を割っての勝利。大井と言えば的場・内田といった騎手ばかりに目が行きがちですが、宮浦騎手のようないぶし銀のプレーも捨てがたいですよ。

 

8レース・千葉産をなめるなよ

8レースを制したのはロイヤルスキー産駒のスノーデライト号(騎手:的場 文男・厩舎:栗田裕<大井>)。千葉産といえば正直なところ「1枚落ちる」感が否めないのですが、このスノーデライトはデビュー以来4連勝を飾り、今回は半年の休み明けの一戦。ところが休み明けもなんのその、圧倒的なスピードで連勝を5に延ばしました。ロイヤルスキーでは早熟?千葉産?そんな不安はまったくの不要でした。

 

10レース・遠藤調教師、初勝利おめでとう!

10レースを制したのはサンシャインフォーエヴァー産駒のケリーライト号<写真:ゼッケン@番>(騎手:内田 博幸・厩舎:遠藤<大井>)。今年厩舎を開業した遠藤調教師の初勝利です!。騎手時代には重賞のタイトルをゲットすることができませんでしたが、調教師としての活躍に期待しています。

 

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