2002年12月29日、東京大賞典当日の大井競馬場



えー、メチャ混みでありました。1レースからパドック鈴なり。中央の開催が無いぶんこちらにある程度は流れているとはいえ、凄かったであります。
そんなこんなで1レースを迎えたのですが、勝ったのは内田博幸騎手騎乗のギャラントヒーロー(父:カコイーシーズ、大井・庄子厩舎)。この日3勝をマークすることになる内田騎手、まずは順当な滑り出し。

 



で、これが2レース、内田騎手の本日2勝目。父:ライブリマウントのイナギテイオー号(小林・山田秀厩舎)。前走の勝ちっぷりの割には今日は評価低かったですね。相手強化が嫌われたのかな?でも母の父はハイセイコー。母の父の底力と、父のダート適性があれば結構出世しそうなんだけど、さて。

 



そんでもってこれが7レース、内田騎手本日の3勝目(大外白帽の馬)。父はヒシアリダーのニーハオ号(大井・赤間厩舎)でした。ちなみに母の父はタマモクロス。

 



参考までに、4レースの時のパドック。結局私は5レース以降はパドック見てません。人ごみが苦手だし、写真取れないし、じっくり考えてると馬券買えないし。レースの写真もあんまり撮れなかったなぁ。写真とる場所キープするのも一苦労。こんな混雑の大井は、私はツインターボが参戦した帝王賞以来の経験。

 

そしてお待ちかねメイン、東京大賞典。



返し馬のひとコマ。「さぁ、あのロジータの息子が帰ってまいりました、カネツフルーブです。」(←及川アナウンサーふう)

それにしても松永幹夫ももう35歳かぁ・・・。俺も年とるわけだな、こりゃ。

 



一番人気の武豊騎乗のゴールドアリュール。この馬の共有馬主の山野浩一がステージでイベントに出演してたらしいのですが、あの”いやらしい笑い”を浮かべてるのかと思うと、足を運ぶ気になれませんでした。

 



地元のエース、的場文男騎手はプリンシバルリバーに騎乗。さすがに的場といえどもこれでは苦しいでしょう。

 



結局これが引退レースとなってしまった岩手の雄、トーホウエンペラー号。南部杯のときの及川アナの実況(絶叫?)も記憶に新しいところです。普段の盛岡の実況は「ささやき」気味なので落差が凄かった・・・・。私はどっちの実況も味があって好きですけどね。

 



発走直前の場内。よくこんなに集まったな、というのが感想。でも今日初めて大井に来た、なんて人はこの混雑に遭遇してしまうと2度と来るまい、なんて思ってしまわないだろうか。モノレールの駅や、各駅方面のバスへスムーズに帰り客は捌けたのだろうか。客をつかむチャンスなのだから、その辺まできちんとフォローしないと。

 



スタート直後。最内枠をひいておきながらなぜ逃げない!カイジンクン&鷹見!ケツ一週回ってビリだったら見せ場の一つも作ってよ。楽に武豊の馬を逃がすとは。勝って下さいと言わんばかり。たとえだめでも心意気みたいの見せて欲しかったなぁ。以上、勝手なたわごとです。聞き逃してください。

 



「さぁ、拍手大歓声沸き起こる、最後の直線の追い比べ」(←またも及川アナふう)、追いすがるビワシンセイキを突き放さんとするゴールドアリュール。

 

「ゴールドアリュール、圧勝〜〜〜!」

及川アナの絶叫が響き渡ったゴールでした。



「なお、お手元の勝ち馬投票券は勝ち馬が確定するまでお捨てになりませんようにお願いいたします、9レースでした。」絶叫のあとにも冷静な一言を忘れない及川アナウンサーでした。

 


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