ハイセイコー
昭和45年3月6日生まれ 新冠/武田牧場産 

父/チャイナロック 母/ハイユウ 母の父/カリム

全成績 22戦13勝2着4回 

うち、大井在籍時成績 6戦 6勝 

47.7.12大井未出走ダ10006頭1番人気・1着辻野 豊
47.7.26大井53万以上ダ10008頭1番人気・1着福永二三男
47.9.20大井秋草特別ダ12007頭1番人気・1着福永二三男
47.10.9大井ゴールドジュニアーダ14005頭1番人気・1着福永二三男
47.11.11大井白菊特別ダ14008頭1番人気・1着高橋 三郎
47.11.27大井ダ160010頭1番人気・1着高橋 三郎
転厩東京鈴木勝太郎厩舎
48.3.4中山弥生賞芝180010頭1番人気・1着増沢 末夫
48.3.25中山スプリングS芝180010頭1番人気・1着増沢 末夫
48.4.15中山皐月賞芝200016頭1番人気・1着増沢 末夫
48.5.6東京NHK杯芝200014頭1番人気・1着増沢 末夫
48.5.27東京ダービー芝240027頭1番人気・3着増沢 末夫
--休養5ヶ月
48.10.21京都京都新聞杯芝200013頭1番人気・2着増沢 末夫
48.11.11京都菊花賞芝300015頭1番人気・2着増沢 末夫
48.12.26中山有馬記念芝250011頭1番人気・3着増沢 末夫
49.1.20東京AJC杯芝240010頭1番人気・9着増沢 末夫
49.3.10中山中山記念芝18009頭1番人気・1着増沢 末夫
49.5.5京都天皇賞芝320015頭1番人気・6着増沢 末夫
49.6.2京都宝塚記念芝220011頭2番人気・1着増沢 末夫
49.6.23中京高松宮杯芝200010頭1番人気・1着増沢 末夫
--休養3ヶ月
49.10.13京都京都大賞典芝240011頭2番人気・4着増沢 末夫
49.11.9東京オープン芝18008頭1番人気・2着増沢 末夫
49.12.15中山有馬記念芝25009頭3番人気・2着増沢 末夫


やはり、大井といえばこの馬。恐らく一定の年齢以上(30くらい?)の人なら一度は耳にしたことがあるはず。だいたい、少年マガジンの表紙を飾る、ファンレターの宛名は「東京都・ハイセイコー様」で届いた、この馬見たさの観客で競馬場が溢れてコースにはみでて来た、引退後、レコードが出て大ヒット、なんてほどの馬がいままでにいる?いないでしょ?そう、いないですね?ファイナルアンサー?・・・・正解。いないんです。エルコンドルパサーやナリタブライアンがどんなに強かろうと、オグリキャップが有馬記念を勝とうと(←まぁ、この場合は武豊の占める割合が高いんだろうが)、やはり、国民の話題をさらったってことではどの馬もかなわないでしょう。多分。しかし、これだけの馬を大井競馬は輩出しておきながら、昨年、死んでしまってからあわてて銅像を作ったり、青雲賞を「ハイセイコー記念」に改名したりして、今まで何してたの?なんでとっくの昔からハイセイコーの名前を冠にしたレースを作ったりできなかった訳?笠松競馬場なんかオグリキャップが引退してからまもなく銅像作ったり、競馬場初の交流レースの名前に「オグリキャップ記念」って名づけたりしてんじゃん?ははぁん、さては中央にいってから有名になったからって、妬いてたの?そういうケツの穴の小さいこと言ってちゃぁ、ダメダメ。

実は昨年、ハイセイコーは惜しくも死んでしまったわけだが、その血は数々の種牡馬、繁殖牝馬に受け継がれ、この先も脈々と内国産馬に受け継がれていくことだろう。なんと言ってもタフさと、勝負根性は並外れていただけに、スピード優先の血統がもてはやされている現在だが、いずれはこういった馬の「底力」が見直される時が来るだろうと思う。

***************************************
1975年より種牡馬、主な産駒

カツラノハイセイコ (ダービー、天皇賞春、目黒記念、等)
ハクタイセイ (皐月賞、きさらぎ賞)
サンドピアリス (エリザベス女王杯)
キングハイセイコー (東京ダービー、羽田盃)
アウトランセイコー (東京ダービー、羽田盃)
サクセスウーマン (マイネルマックス<朝日杯3歳S>の母)
等、多数