151130(日) 天皇杯1回戦 サンフレッチェ広島ユース−水戸ホーリーホック 福山 0−1v


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カプセルで予定より早く目が覚める。ゆっくり風呂にはいって、新聞に目を通す。朝食を頼もうかとも思ったが、再度「モーニングカレー」を挑戦したくなったため自粛して、予定より早く大阪駅に向かい、環状線ホーム下のカレー屋さん「るぅ〜」(という店の名前であることに最近気づいた)で「モーニングカレー」をいただく。やはり多少きついものがある。

新大阪駅に向かい、期待のレールスターを待つ。ネズミ色の700系が登場。2&2シートはかなり快適。照明もグリーン車のような柔らかい明かりになっている。車内放送の入らないサイレンスカーを選択してしまったので、眠ってしまうとあっという間に福山を過ぎてしまうような気がしたので、緊張して起きつづける。さすがに山陽区間はトンネルが多く、睡魔に襲われるが、程なく福山に到着。

福山駅前11番バス乗り場に向かうと、天皇杯会場行きのバスについての張り紙を発見。これは親切なことであると思ったのもつかの間、なんだと「サンフレッチェユース」対「水戸フォーリーフォクス」だと。これじゃ「水戸あほキツネ」ではありませんか。思わず苦笑(心中、大爆笑)。こんなところで、アウェイ戦の洗礼を受けるとは(しかしまだこのころには、全く余裕があった)。

バスにはまだ時間があったので、福山城を視察することに。新幹線からよく見えるところであるので、是非一度行っておきたいと思っていた天守閣である。登って見ると山がちな地形の中に広がる福山の街が一望でき、まさに殿様の気分である。さらに城の下層で、地元の儒者など3人(菅茶山、門田朴斎、江水鰐水)を特集する特別展をやっていたので、そちらもついでに見る。福山は井伏鱒二ゆかりの地でもあることなので、機会あれば文学館なども訪れたい。

バスは鞆鉄バス。ちなみにこの鞆鉄道は、古くはラッキョ汽車の名で親しまれた軽便鉄道を営業していたとのことであるが、現在は福山周辺のバス営業のみであるが、ボンネットバスを運行するなど熱心な営業活動をしている。チョロQがあれば、欲しいところであったが、特に販売された形跡はない模様。今後注目したい。

バスで20分程度で竹ヶ端運動公園に到着。とりあえず天皇杯パンフレットを購入。うどんをいただいて腹ごしらえをする。とりあえずメインスタンド側に陣取る。すでに観客は随分集まっているが、ホーリーホックサポーターは全く見あたらない。バックススタンドに若干名いる程度である。秦賢二が広島県府中市の出身であるので、多少人気がある。やはり闘莉王は、サンフレッチェからのレンタルであるので、大変人気がある。

試合が始まってみると、やはり広島ユースの応援ばかりが目立つ。水戸に対する応援は、秦賢二がボールを持ったときに多少の拍手がある程度。試合開始早々から、闘莉王がゴール前まで持ち込むなど、格の違いを見せつけ、圧倒的なボール試合率を得るが、なかなか先制点が奪えない。それよりも、広島DFの森脇などの動きのよさが目立ち、水戸のパスがカットされる場合がしばしば見受けられる。

そうこうしているうちに、まれにカウンターを受けてしまったりして、ひやりとする場合もあるが、ほとんどはGK本間がキャッチするか、枠の外にはずれたりするものばかりである。前半に、右からのセンタリングに2人のFWが八艘飛びのようにゴールになだれ込んだシーンが最も緊迫した処であったか。前半は0−0で終了。だんだん、ぼくの立場がばれてきて、かなり居づらくなってきたので、後半から、バックスタンドの水戸応援団のところに移動。

水戸応援団とはいうものの5人程度しかいない。あとは地元の中学生?で、エバートンの科健の青のユニフォームを着ていたりなど、にわか水戸サポーターが10人弱。本当に寂しいものである。折角なので、水戸関係応援歌を5人で絶叫。応援の甲斐はまったくなく、後半も得点に動きはなく、0−0で延長に突入する。

延長前半は、水戸の選手にも疲れが出てきて、若いユースの選手の切れ味が増してきて、はらはらするシーンが続く。水戸はシュートに持ち込むことはあるものの、ほとんどはGKに取られるか、枠の外である。延長前半終了間際、FW金子を投入するが、そのまま延長前半終了。延長後半にはいる。やはり、緊迫したシーンは続くものの、7分、闘莉王が持ち込んだボールを金子がしっかり決めて、Vゴール勝ち。

劇的な勝利ではあったが、なんとも割り切れない思いが残る。ユースの選手達の芝生に座り込んでしまう落ちこみっぷりからみても、広島ユースに勝機 が間違いなくあったことが示されていたような気がする。二回戦の相手はJFLのSC鳥取である。普通に考えると楽勝の相手であると思うので、早くに先取点をあげ、スッキリとした勝利を決めて欲しいところである。

運動公園からのバスは、1時間以上も待つようなので、福山商業高校前のバス停まで歩く。バス停前のラーメン屋「だんちゃん」でネギラーメンと餃子とラッキョウをいただく。美味であったが、ちょっとラッキョウが多すぎたような気がする。福山駅に戻り、予定より一本早いのぞみの自由席に乗る。岡山のあたりでは立っている人もあったが、名古屋からは空席がときどきある感じになった。地元にもどり、先輩のライブにそのまま出席。


ねつれつおうえんなきろく。

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