150913(土) J2 第33節 コンサドーレ札幌−水戸ホーリーホック 札幌厚別 1−0


150912
本日は都内に仕事があったので、そのまま羽田空港に向かい、旅立つことにする。アウェイ戦で前泊するのは、久しぶりである。都内はものすごい暑さであり、避暑という感じで、早く札幌に向かうのが待ち遠しい。18:30の便で札幌に向かう。なんと満席。あとの便でも良い人を募集している。なんでも、キャッシュバックのようなものがあるらしい。また、この土日はなにかとイベントがあるらしくて、宿の確保に失敗しており、今回はもともとカプセルホテルを2泊確保している。

札幌についてみると、やはり涼しい。空港からは、バスで市内に向かう。ススキノで降りて、カプセルホテルにチェックイン。思えばカプセルホテルに事前にチェックインするのは、はじめてかもしれない。あとは、いつも訪問する居酒屋へ向かう。今年はサンマが豊漁であるとのこと。早速頂く。大変美味である。そういえば、昨年も同時期に札幌を訪問し、頂いたなぁとを思い出す。途中、深夜までやっている古本屋さんに立ち寄って、店主のおじさんと1時間ほど(!)話をしてから、通常と同じルートで2件ほどハシゴをする。

実は、今回は台風が接近しているとのことである。なんでも九州から釜山のあたりに向かったとのことであり、通常関東近辺にいれば、もう安心というところであるはずであるが、いまは北海道である。朝鮮半島のところにいった台風が日本海を縦断して、北海道のあたりにまた戻って来るという説がある。なんとも心配なところである。

150913
予報通り、大雨の朝を迎える。何とも気が重い。しかし、5月31日の大宮戦など、大雨のときなどサッカーが、わけわからなくなったときの水戸の強さは誇るものがある。期待しながらスタジアムに向かう(でもドームがある札幌で、わざわざ外でやらなくてもいいのにと思う)。途中、大通公園に立ち寄り、前夜、居酒屋でお会いしたかたの開催するイベントに参加する。ホテルマンのかたがいろいろと屋台を開いているが、なにしろ、大雨のためにお客さんがほとんど来ていないので、気の毒である。とりあえず、ラーメンをいただく。味は非常によいのであるが、お椀がカップラーメンのカップと同じものであるのが、どうもイマイチさを誘う。

大谷地駅まで地下鉄で向かい、本来はここから歩いても良いのであるが、雨が降っていることもあり、シャトルバスを利用する。ほとんどコンサドーレの赤と黒の格好である中、たまたまとなりに座ったおばさんが、水戸の銘菓店「あさ川」の紙袋を持っている。なにかと幸運を感じる。スタジアムに到着したところ、なんと移動証明車が出動していることに驚く。通常の自走式の4輪クレーン車の先に電球がたくさんついているのである。これで聖地、厚別でもナイターとなるようである。大変強力な道具である。ちなみに市の厚別公園の持ち物であるようだ。

今回のアウェイサポーター席は、300席ほど確保いただいているが、水戸サポーターはやはり30人程度。寂しいものであるが、せっかくであるので、広々と使わせていただく。地元ラジオ局のインタビューを受ける。とりあえず、水戸のディフェンスの強さを熱く語る。気になる札幌の選手はと聞かれ、引退した野々村、移籍した山瀬、小倉、ウィル、怪我をしている大森、国に帰ったホベルッチなどと出場しない選手ばかりの名前がよどみなく出てきてしまって、全く失礼な事であることに気づき、平身低頭あやまる。藤ヶ谷、今野くらいはあげられた(それでもGKとDF)と思うが、本当に不勉強であり申し訳ないと思う。

会場後、アウェイサポータ席脇の自由席にポンポンを持って集まっているコンサドーレサポーターが集結しているのが気になっていたのであるが、 なんと驚くべきことに、試合前にコンサドールズのダンスのアトラクションのときに、あわせて踊るのである。しかも最後のラインダンスなどもアウェイサポーター席まで進入してきて踊るのである。これは、大変すばらしい風習であると思うので、機会があれば、参加させていただきたいと思う。

試合の詳細は、他サイトを参照して欲しいが、のちに報告をしたメールがあるので、以下に引用する。
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(前略)確かに4バックでスタートして、がっちり守りきる体勢でした。ヲノがどこかひねったらしくて、前半終了間際に北川に交代しました。
ただカウンターねらいの放り込みはときどき効いていて、北川がボールを受けてゴールを向くというシーンは何回かありましたよ。でも次の瞬間、3人くらいに囲まれて、取られてしまうのですが。
あの得点については、反対側サイドでの出来事だったので、その時はよくわからなかったのですが、トゥーリオと本間が、ものすごく抗議していました。(しかもトゥーリオはカードまでもらってしまった。)
試合終了後にも審判に抗議していたぐらいなので、オフサイドだったんだろうなぁと思っていました。
ちなみにそのオフサイドを見逃した線審は、直後の本間が相手をどついたファールについて、毅然たる態度で旗を上げていて、主審のカードを呼んでいました。
後半、トゥーリオを前線に上げるときは、たいていMFの木澤あたりを下げるのですが、この試合、木澤は既にDFだったので、なんと、樹森をベンチに下げて(たしかにいっぱいいっぱいだった)、そこにDF小川を投入したのです。
これで、なんと5バック。一段とカウンターねらいをするために、DFを増やすという高度な判断。(でもすぐにトゥーリオはFWの位置にあがっていましたが。)
夕方、メインスタンドで観戦していたコンサドーレサポの方と、飲み屋で合流したのですが、得点シーンについては、やはり、1mぐらいはオフサイドだったようですよ。すみませんでしたってことでしたので、お互い様の話なので、許してあげてしまいました。(根室のあたりでとれるサンマが、ものすごく美味かったですよ。)(本州のサンマよりもすこし早いのですよ。)
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試合後は、バスで市内に戻り、すっかり雨があがったこともあり、大通り公園のイベントに戻り、肉まんやハーブソーセージ、ホタテなどを堪能した。さらに、市電に乗って、街を観察してから、昨日同様に、居酒屋からススキノを一周して、カプセルホテルに戻る。


ねつれつおうえんなきろく。

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