150101(火) 天皇杯決勝 鹿島アントラーズ−京都パープルサンガ 国立 1−2


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前述の通り、この天皇杯は清水エスパルスは準々決勝で敗退してしまっているので、ある意味興味は薄れているものの、準決勝での京都の完璧なボール支配に感動したので、思わず予定通り国立競技場に初詣をすることとしてしまった。京都からはそんなには押し掛けてこないのかと思い、試合直前にスタジアム入りしたところ、京都側にはかなりのサポーターが集結しているだけでなく、鹿島側に座れない鹿島サポーターまでも流入しており、自由席はほぼ満席の状態。大変な熱気であり、とりあえず最上段まで行く。

君が代斉唱はなんと森進一。大変素晴らしいものがあった。フェンスの一番上に張り付いて拝聴する。バックスタンドの最上段で観戦することを所望したが、なんでも試合が開始されないと最上段は解放されないとのことで、シミズスポーツのお兄さんとにらみあいながらキックオフを迎える。果たして最上段が解放され、聖火台手前の旗竿の脇の良い場所を確保する。大変見やすい。冷静に試合を見られるということは、ある意味大変喜ばしいことである。

試合の詳細は他サイトを参考にして欲しいが、ホームランかと思われた柳沢のシュートがバーに跳ね返りそれをまたエウレルがきっちり決めて鹿島が先制して、場内にやっぱり鹿島だったかという雰囲気を漂わせる。それにしてもエウレルの応援はなぜあんなに暗いのだろうか。でもプレミアリーグなどの野太い男声応援団を彷彿とさせてなかなか趣深いものがありすばらしい。

京都は良い動きをするもののなかなか得点をあげられなかったが、後半開始早々に、オランダリーグに移籍する韓国代表の朴智星が得点し、同点に追いつく。鹿島は一発レッドに近いファールをファビアーノがしてしまうなど、多少荒れてくる。さらに黒部がすばらしいシュートを決め、京都が勝ち越す。鹿島はGK曽ヶ端が一発レッドとなり退場となるなど大変な事態を迎えたまま、終了を迎え、京都の感動の初優勝となった。

もう京都サポーターの喜びっぷりといったら、大変なもので、昨年はああやって喜んでいたのかなぁと思い、来年はぜひとも清水の優勝を見たいものだなぁと思ったりもして、思わず遠目になる。いずれにせよ、来期の清水エスパルスの奮闘を期待したいところである。

記念にサンガくん(本名は不明、あの赤いでかい鳥(鳳凰であるといわれる))のタオルなどを購入して、喜々として帰途につく。ところが、熱烈な鹿島サポーターから残念会への出席のお誘いを受け、急遽、新宿に向かい、残念がっているうちにうっかり終電をのがし、結局、朝まで滞在して、帰る。


ねつれつおうえんなきろく。

しべりあさっぽろしみずおきなわかんぼじあ

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