141225(水) 天皇杯準々決勝 清水エスパルス−サンフレッチェ広島 長崎 1−3


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本日は平日であるが、なかなか山場となる重要な試合であるので、思い切って2日間休暇をいただき、長崎に登場することにした。広島は、来期J2に降格することとなっているが、1stステージでは120分ドロー、2ndステージでも延長で清水の勝ちと苦戦している相手であるので、特に気合いを入れて応援することとしたい。十分早く出かけたつもりであるが、首都高速が渋滞して、意外とギリギリに羽田空港に到着する。(うっかりJALでなくANAを利用したのであるが)、なんとか長崎空港に着地する。長崎は今日も雨だった。出会う10人が10人とも同じことをつぶやいている。それにしても予定通りの天気である。

長崎県立総合運動公園陸上競技場とはいっても長崎市内ではなく諫早市内にあるので、空港から多少近い。とはいっても、50分ほどかかって諫早駅前に着く。その後は、オレンジ色の格好をした人を誘って、タクシーでスタジアムに登場する。大変効率的な移動である。しかし、スタジアムは今日も雨だった、どころではなく、ものすごい強風であり、旗がふれないほどである。

試合の詳細は他サイトを参照して欲しいが、やはり清水がバロンにより先制をして、これはいけるという期待が大いに高まる。強風はもちろんであるが、ふと気がつくと、ちびっ子サポーターに取り囲まれてしまっており、やはり旗がふれないほどとなっている。ちびっ子サポーターにとっては、やはり安貞桓は大変なヒーローであり、ものすごい人気である。

前半終了間際、謎なPKがあって、同点とされてしまったあたりから、清水の攻めがなんとなくおかしくなってきて、結局終わってみれば、2点差も着いてしまって、完敗となってしまった。なんとも残念な幕切れとなってしまった。なんでも、広島は1999年の天皇杯予選においても準々決勝で対戦して、やはり清水が敗退してしまったとのことである。広島、今後とも大きな壁となりそうである。試合後、選手が近くまで挨拶に来てくれた今期で引退の大榎選手は、特に丁寧に挨拶をしてくれた。今後コーチとしてエスパルスで活躍されることとなっている。

落胆のうちに片づけをして、ふと気がつくと、ものすごく寒い。臨時のシャトルバスで長崎市内に向かう。ちびっ子サポーター達が大いに騒いでおり、さながら遠足のバスのように大変な盛り上がりである。長崎から諫早にみんなで出かけるのは遠足なようなものなのであろう。社内でなんと長崎スマートカードという、ICカードによる回数券があることに驚き、思わず購入してしまう。

長崎駅に着いて、まず観光案内に向かう。県営バスターミナルの裏の民宿「富美」を紹介してもらって、早速チェックインする。雨でしめった旗などを物干しひもにかけて、さながら浅草に定宿を設置したイングランドサポーターのような雰囲気を醸し出す。女将さんに出していただいたお煎餅とお茶をいただいてくつろぐ。このままゆっくりしてしまいそうであったが、路面電車に乗って思案橋のあたりまで繰り出す。

中華街をはじめとして繁華街を丁寧に回る。細い横丁のなかに、今日のおすすめとして、カワハギ刺と赤ナマコという看板を発見して、小料理屋「たけの」を訪問する。飲み物には、最近コマーシャルでもやっている熊本産の焼酎「白水」をいただく。早速カワハギを注文しようと思ったところ、なんと大きな水槽があり、たくさんのカワハギが泳いでいることを確認。食べてしまうことがなんとなくかわいそうになってしまったが、ここまできて、注文しないことはカワハギに失礼であると思い、注文する。

なんでも、親父さんが自ら高島のあたりで釣ってきたものであるそうである。肝をいれたお醤油で、カワハギをいただく。大変美味である。お酒も大いに進む。さらに赤ナマコをいただく。長崎の外海と内海でそれぞれ赤ナマコと青ナマコというそうで、赤ナマコの方が歯ごたえがあるとのことである。これまた大変美味である。さらにお酒が進む。さらにご機嫌になって、その近所の横丁をさらに散策してから、宿にたどり着く。玄関の鍵が開かずにあわててしまう。あいにく別の扉をアタックしてしまっていたようである。

141226
宿でもうチェックアウトの時間であると電話をいただき、あわてて出かける。電車で大波止まで行って、船の時間を確認する。軍艦島行きの観光船は本日は悪天候のため欠航とのことである。大変残念であるので、他の路線を確認していると上五島の鯛ノ浦行きの高速船がちょうど出航することがわかり、あわててチケットを入手する。乗船名簿をきちんと作っているようで、多少緊張する。

高速船は60km/hほどの速さで航行するそうであるが、さすが欠航便がある程度の天候であり、欠航揺れて大変つらい思いをする。それでも90分後、無事、鯛ノ浦港に到着する。さすが島であり、すぐに切り立って山が迫っている。西肥バスがちょうどやってきたので、運転手さんに帰りの便までに戻ってこられるかどうか伺うと、どうやら間に合わないようなので、観光は断念し、ターミナルにとどまることにして、島の名産、五島うどんをいただく。丸天を入れてもらう。スープは、あご(トビウオ)からとったダシであり非常にうまい。ほかにおでんもいただく。大変美味。お土産にうどんとスープと蒲鉾を購入する。

帰りは、500円の別料金を払って2階のじゅうたんの部屋にはいる。他にお客さんがいなくて貸しきりとなり、大いにくつろいでしまうが、やはり大変揺れる。でも寝っ転がって何とか乗り切る。やはり二日酔いには厳しい行程であった。何もしていないのに、くたびれてきたので、大波止からシャトルバスに乗って長崎空港に向かう。多少時間があったので、ちゃんぽんを食べようかと思い、ちょっと探していたところ、五島うどんの店を発見して、思わず立ち寄ってしまう。満腹になり羽田に戻る。羽田からはバスで帰る。


ねつれつおうえんなきろく。

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