140810(土) J1 1st第14節 京都パープルサンガ−清水エスパルス 西京極 0−1
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京都戦を迎えた。例によって前夜夜更かしのため寝坊をして、あわてて出かける。お盆休みの帰省も始まっており、新幹線は混んでいるようなので、自由席に並ぶか、それより立席特急券ののぞみ(立席でも乗車車両の指定があるのだ)の方が楽かなぁとか、覚悟して東京駅に向かったところ、なんと臨時ののぞみにまだ席が残っており、それを購入。かえって時間があまったので、東京駅構内の1階の新しい商店街を巡る。書店店頭にある知恵の輪があったので挑戦する。難易度3のものが解けたことが非常に喜ばしい。しかし、かなりの時間がかかっていたらしく、結局大慌てで電車に飛び乗る。
三人がけのC席(通路側)。A席が寺内貫太郎がちょっと入っている大柄のおじさん(以下、A氏と呼ぶ)、B席がぼくの前の前の職場の向かいの課の課長さんに似ている小柄なおじさん(以下、B氏と呼ぶ)である。車掌が通ったときに、A氏が「駅員さん!」と大声で呼び止める。車掌だろうが、とつっこみたくなったが、A氏はかなり御立腹の模様。車内に緊張が走る。実はそのころぼくは、B氏が夕刊フジを広げて読んでおり、そのひじが結構じゃまで、多少怪訝に思っていたところであり、ということは、それを車掌に言いつけるのかと思い、呼び止めるほどでも、と静観することとした。
すると、A氏「あのねー、ホーム混んでいるんだから、ちゃんとわかるようにしないと。」とのこと。車掌はもちろん、車中の全員にハテナマークがつく。A氏は、のぞみの料金が高いことや、窓口の応対が悪いことなど様々な問題点について、車掌にとくと訴え続けていたが、どうやら、出発ホームが変更になったことについて案内がないことに不満を感じたのが、ことの起こりらしい。なんでも、14番線といわれていたものの16番線に変更になっており、それが、発車5分前になるまでわからなくて、あわてて移動してきた。自分は元気であるからいいけれども、足が悪かったりしたらどうするのだと。あまりにも熱く語っているので、2列前のおやじまで振り向いて、おまえがうるさい、と怒り出す始末。車中は騒然となってくる。
本件に関して全く落ち度はないはずの、若い車掌は、A氏が関西弁であることを把握すると、関西弁を交えて平謝りをする。窓口の担当にもよく伝えておきますからと。それから、激怒した2列前のおやじにまで、平謝りをする。切れずに応対をするのは本当に大変なことであると思う。そのころには、B氏とぼくとのひじ争いもどこかにいってしまって、お互い大変な席に座ってしまいましたなぁ、という感じで親しみも覚えるようになった。
確かにこの日のダイヤはかなり変則的であり、こののそみ号ももともと臨時であるにもかかわらず、その日に限り、発車番線と車両が変更になっていたのである。時刻表を事前にみているだけでは、その変更は読みとれない。人でごった返していたので、駅の放送も聞こうと注意していないと聞き取れない。多少JRが悪いところもある。しかし、ほとんどの人は、駅の表示を見て、正しいホームに向かい、正しい列車に乗車している。おそらく本当は14番線発であったなんてことは、ぼくも含め、ほとんどの乗客は知らなかったはずであるが、全員が、正しい列車に乗れているわけであるから、さほど大きな問題ではないと思うのだが。
くだんのA氏も、ダルマの小瓶(まだ売られているのだ)を片手に、お弁当をパクついており、落ち着いたようである。ふと気づくとお休みになっている。ぼくも海鮮ちらしずしをいただく。途中A氏は、一度お手洗いに向かったが、すごい勢いで自席を通過して、はるか前にいってしまい、迷子になってしまっていたが、B氏とともに手を振って、呼んであげたところ、A氏は喜んでいただいたが、車中は、あいつら仲間だったんかい、といった雰囲気で多少冷たい視線を感じる。ちなみに、B氏は名古屋で下車、ぼくは京都で下車した。なお、A氏は新大阪で下車したものと思われる。
久しぶりの京都駅であり、立派な駅ビルに驚く。このような大規模な建築物がよく認められたものと思う。しかし、色も光沢のあまりない黒であり、景観に配慮したよい建築物であると思う。西京極運動公園行きの臨時のバスはないようなので、都カード(地下鉄とバスの回数券、以前はトラフィカカードといっていたような)を購入し(なんとスルッとKANSAIネットワークに加盟していた)、通常の路線バスのりばで、市バス73系統を待つ。とても今日Jリーグの試合があるとは思えないような、普段通りのダイヤであり、20分に1台程度である。他の乗り場よりも行列は大分長い。
1台バスを見送って、2台目に乗り込める。30分以上乗って、西京極運動公園前で下車。既に応援は始まっている。大急ぎで京都のオリジナルグッズをチェック。なんでもキャラクターが鳳凰であるらしく、セサミストリートのビッグバードを赤くしたような生物がうろうろしているため、そのグッズを所望したが大きいぬいぐるみしかなかったので、それは購入せず、オフィシャルイヤーブックと小さいタオルを購入して、スタンドに向かう。
試合は京都0−1清水であり、試合内容の詳細については、他サイトを参照して欲しいが、調子がいまいちであるように見えるバロンが、数少ないチャンスを確実に得点にしたことは、称賛に値するだろう。先頃、婚約が明らかになった戸田が(しかも週刊文春の阿川佐和子の「この人に会いたい」に登場していること自体が非常に素晴らしい)、トップチームに帯同していないことが、非常に気になる。翌日は、優香とのどん兵衛のコマーシャルの撮影に臨んだとのことでもあり、早く復帰してもらいたいところである。
勝利をおさめたため、ひとしきりスタンドで喜んで、バス停に向かったところ、どうやら終バスらしい赤いランプのついているバスがやってきた。しかもかなりの人数を積み残して、走り去ってしまった。本当に普段通りのダイヤであることに、驚かされる。京都サポーターのおばさんに、阪急の西京極駅の場所を教えてもらって、大急ぎで駅に向かう。スタジアムの反対側なので、はじめからそちらに向かえば良かった。
京都の四条烏丸のあたりで地上に出て商店街を歩く。23時頃になるとさすがに遅すぎたようで店はほとんどしまっている。あわてて祇園の方に向かう。祇園の昔からあるあたりの一角にあるバーをめざす。4年ほど前にどうしても行きたくなって、かなり探した結果発見したところである。やはりかなり探した結果、再度発見し、とても安心して、店内に入った。ほとんど変わっておらず、一層安心する。
前回の訪問時は何をいただいたか思い出せなかったので、とりあえず、アードベックをいただく。おつまみにピーナッツ、ホットサンドイッチ、凍らせたブルーベリー、あられと大変美味なものをいただく。自然とアードベックもすすみ、随分おかわりをしてしまう。隣は、銀座のバーテンダーさんで、W杯をはじめとするサッカーの話などで、大いに盛り上がる。結局、1時過ぎまで滞在。
店を出た後、祇園のあたりを散策する。大変素晴らしいところである。もっと早い時間に応門したいものである。ふと考えると、駅弁のあと何も食べていないことに気づき、そばかラーメンあたりはないかと思ったが、あたりには見あたらないので、北側のネオン街のほうに移動する。少し歩いたところにそば屋を発見し、わかめうどんをいただく。大変おいしかった。次回は天ぷら関係をいただくこととしたい。さらにちょっと散歩をして、サウナ「ルーマプラザ」にチェックイン。でかいお風呂を堪能した後、仮眠室のテレビで、広瀬香美のコンサートを見ながら寝てしまう。
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