ヤスリで作るナイフメーキング肉体労働編 14

訂正 ハンドル材の名称はココロボです、失礼しました。

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#91
ファスナーピン・ソングホールの穴明け。
メーカーズバイスに固定して穴明け、タングにテーパーが無く
ハンドル材も平らで有ればそのまま穴あけしても良いかと
思いますが、
基準になる面がリカッソ面なので
メーカーズバイスに固定して穴あけしてます。
ドリルのサイズはファスナーピンが2o・ソングホールが6oです。

訂正
手順を間違えているところが有りましたのでお知らせします。
穴あけは、
ハンドル材の不要部分を切り落とす前の作業です。
理由は
(ハンドル材が割れやすくなるので)

#96
ハンドルの削りだし。
此処でも肉体労働が始まります。
荒目の鑢で角から削り始めブレードバックと
ハンドル内側を交互に削り罫書き線の手前で止める
後はヒルトの面に一致するようにアールを付けながら
丁寧に、丁寧に削り出します。

ハンドルエンド側は最後にハンドルのラインに合わせて
削り出すのでハンドル側面の整形が終わってから
作業です。

#92
右側ハンドルの接着。

接着は左側同様なので説明は少なくします。

ヒルトとハンドル材の当たる所にも接着剤を
お忘れ無く。

#97
 ハンドルの整形が終わりました。

エンド付近の整形中の写真が有りませんが、ハンドル中央付近
からエンドに向かってテーパーが付いています。
此処での切削傷は細目位の傷にしておくと後が楽ですよ。

ヒルト面とハンドル面は固さが違うので鑢も中目・細目など
駆使して均一に成るように削り出す事。

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#93
右側ハント゚ル材の固定

左側ハンドルの固定で使ったバイスクランプはここでは
使えません、ハンドルの厚みを銜えきれないので。

此処でもクランプで固定するときにハンドル材が多少
動きますので、必ず合わせ面の隙間をチェックしてください。

#94
ハンドル材右側の穴明け。
#91で訂正が有りましたが、問題が無ければ
無視してください。割れやすいハンドル材の時は
ちょっと考えて見てください。
左側の穴をガイドにして右側の穴あけ。

材料によってはキリコがドリルの溝に溜まる物も有るので
マメにキリコを取りながら穴明けします。
何時までもキリコを取らないとハンドル材が熱で焼けて
穴の周りが変色します。

#95
ハンドルラインの罫書き。

接着剤が硬化したら外形を削り、ハンドルラインの
罫書きです、ヒルトからエンドに向かって線を引き余分な
所をヤスリで削り落とす。
ハンドルの内側も同様。

罫書きの線は浸透性の強い物は使わずに鉛筆
などでする事

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