イザナギ(伊邪那岐命) <日本神話><神魔>

 神世七代の最後に妻のイザナミとともに現れた神。イザナミとともに淤能碁呂島(おのごろじま)へ降臨して結婚し、日本の国土を創造する。イザナミの死後、彼女に会うために黄泉国へ行くが、禁を破ってイザナミの腐り果てた姿を見てしまったため、地上へと逃げ帰る。道中、ヨモツシコメヨモツイクサの追撃を受けながらも無事に地上へ逃げ帰ったイザナギはイザナミに離縁を言い渡す。怒ったイザナミは一日に1000人の人間を殺すと宣言するが、イザナギが一日に1500人の人間が生まれるようにするようにしたため、人間は増えつづけることができるのだという。その後、阿波岐原で禊をした際に、アマテラスツクヨミスサノオなど多くの神々が生まれた。