バアル <中近東><神魔>
カナアンの天候と豊穣の神。その名は「主人」を意味する。稲妻を振るう姿で描かれる。主神の座を奪おうとした海神ヤムを倒すと、死を排斥しようとして死神モトに挑戦したが、死者の食べ物である泥を食べさせられて殺された。逆上した妻のアナトがモトを殺すと、バアルは生き返った。ユダヤ教に取り込まれると、バエル、ベルゼブブ、ベルフェゴールなどになった。