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雑音に敏感であることの美徳


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12月17日
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 2004

■パークライフ

先日の土曜日。住宅内の小さな公園。
視線の先に3人並んでベンチに座る小学生を見つけた。

遊具で遊ぶでもなく、サッカーやキャッチボールをするわけでもなく、ややうつむきがちに座る姿に、子どもにも悩みくらいあるよね、それがオトナになるということだよね。などと私は勝手に解釈し、青春に立ちはだかる壁を想像し、ゾクゾクした。

近づいてみると、なんのことはない。単にゲームをやっていたのだ。ゲームには詳しくないのでわかりませんが、ゲームボーイとかPSPとかそんなかんじのを。

「ゲームばかりしてないで、外で遊びなさい。」

習い事や塾通いでオトナ以上にタイトなスケジュールをこなす子どもたちに対し、そんなことを言う親は今はいないのかもしれないが、言いつけ通りまさに外で遊んでいる。

太陽光がある健全と、うつむきがちの不健全と。でも画面が小さい分、視力低下は加速しそうだ。

おじいさんが縁側で将棋や碁をやる感覚と同じだろうか。

(2004-12-17/C)




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