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雑音に敏感であることの美徳


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12月2日
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 2004

■出産までのディスタンス

9月10月11月と、立て続けに友人たちに2世が誕生している。それぞれのご家族は、目からウロコの人生になったようです。皆さまおめでとうございます。そして生まれて早々、年末調整に一役買っている親孝行ちゃんたち。親に恩を着せたりせずに、素直にすくすくと育ってくださいな。そのうち1人は香港国籍だろうけど、「年末調整」とか関係ないのかな?やっぱりそんなような制度があるのかな?(MKもしくはご存知の方、真相を教えてください。)

ニンゲンが1人生まれてくるわけですから、出産という人生かえちゃうビッグイベントにはそれにまつわる壮絶なヒストリーがありインパクトがありドキュメントがあるわけですが、中でも最近聞いた衝撃秘話があります。

それは、「タクシー内出産」。

陣痛が始まって病院へ向かう途中の出来事らしいです。どうにもガマンならずにオギャー。友人の同僚のお話なのですが、もともとユニークな方らしいのですが、「でもパンツはいてたから大丈夫だった」と言っていたそうな。“でも“も“パンツ”もない。恐らく赤ちゃんがポコンと地面(この場合タクシーの床)に落ちずに済んだ、ということなんでしょうけど。 

ドライバーさんは放心状態。そりゃそうですよ。家族でも親戚でもないのに。よくそのような壮絶体験に直面した人がとりあげられるTV番組がある。私が以前見たのは、「エレベーター内出産」。マンションのエレベーターが故障でしばらく停止。病院へ向かおうとした妊婦さんと住人の男性が数時間閉じ込められてしまった。再び動き出し1階に着いた時にはすでに間に合わず、乗り合わせた男性を中心に住人がお湯やタオルを運ぶ、みたいなの。 ありえないよ〜と思っていたらほんとにサンプルがいた。しかも、出産に立ち会ったドライバーさん、後日その手の番組に出演していたそうです。

10月に出産した友人も、おなかが大きい時にタクシーに乗車したら、「まだ生まれないよね? いや実は同僚のタクシーで赤ちゃんが生まれちゃってね…」という話を聞いたそうな。その業界では、青山墓地から乗車した女性が振り向くと消えていてシートが水びたし系ジンクス同様、有名なことなのかとも思うけれどもしかしたら同一人物かもしれない。そんなとこでつながってるのも何だか楽しい。関係ないけど、タクシーで料金1万円を超えた長距離のお客さんは、「お化け」といわれるらしい。ご指名ドライバーさんのいるハズバンドも、その1人だ。

産婆さんが指導してくださる「自然分娩」というオールドファッションの出産が密かに人気らしいですが、病院へ入院するいわゆるポピュラーなニュータイプと比較して、断然お値段がお高いそうです。ほぼ倍。たしかに赤ちゃんを取り上げてくれるとはいえ、病院と違って手術的なことはほとんどしない。らしい。密着型人情系コミュニケーションとはいえ、「はいイキんで〜!」とかのかけ声だけでなぜ高額なのだろう。出産界に新規参入!とかで、価格破壊が起こればママさん大助かりなのにね。

(2004-12-02/C)




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