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■人はなぜ旅に出るのか?
なぜ、旅に出るのか?
難しい質問。愚問かもしれない。
旅に出る、というのは、多くは日常生活を離れ遠くに行くことを指す。どこに行くかは気分次第で、できるだけ現実のにおいのしないところが良いとされる。
「旅」の語源のひとつに、「田伏せ(たぶせ)」という言葉がある。むかし、遠くにある田んぼ(雇われの田畑など)で働く時には、泊りがけだったらしく、田んぼの近くに伏せるところ(ビジネスホテル)をつくり、そこで寝泊りしながら田作りをしていたらしい。その「田伏せ」が「旅」の語源といわれる。
こうなるともう、いまで言う「出張」であり、では出張は旅か?と問われると、異論もあろう。日常を離れてはいないのだから。このコラムの行方はこちらではない。
なぜ、人は旅に出るのか?
この問いに、ぼくは一つの仮説を考え付きました。
それは、“どんな環境にも適応する能力があったことを思い出すため”、というものだ。アフリカ大陸から遠く極東まで大移動してきたDNAがうずくのではないか?
おいら、どこでもやってけるぜ、という本能を満たすためなのではないか?
それが証拠に、普段は心地の悪いことも旅では許せてしまう。いつもは食べない卵かけご飯もおいしくいただいてしまったり、B級品でもつい買ってしまったり。
(2006-11-10-FRI/K)
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