Think again to think widely.

雑音に敏感であることの美徳


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9月24日
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 2005




 2004

■音風景

遅い夏休みを頂いて、行ってきましたボルネオ島。2004-06-04/B研究員のコラムにも書かれていたとおり、たくさんのサル。あとドリアン。

朝食バイキングのフルーツ盛りの脇でサルがドリアンを盗み食いしていたり、焼き鳥屋のカウンターにサルが座って手羽をつまんでいたり、そんな事はなかった。

普通に観光している分には、サルにお目にかかることはあまりない。しかし希望すれば、比較的容易にオランウータンやらテングザルやらいろいろなサルに会うことができる。動物奇想天外や、野生の王国や、わくわく動物ランドで見るのより、直に見るオランウータンの仕草や表情は可愛いかった。皆様にも生ウータンをすべからくオススメしたい。 

ところで海外旅行というものは、さまざまな外的情報を五感で敏感に感じる事が出来る。東京にいる時よりも感度3割増量キャンペーン実施中、である。見て触って嗅いで食べて聞くものすべてが目新しく、興味深い。それだけで旅行のし甲斐があると思っているのだが、そのなかでも、特に印象深かった「聞く」があった。

マレーシアの人はほとんど英語(と中国語)もしゃべれるのだが、公用語はマレー語である。そのマレー語で、ありがとう=「トゥリマ・カシー」に対するどういたしまして=「サマサマ〜」は、なんとも心地よい良い響きで、僕を魅了した。「サマサマー」ではなく「サマサマ〜」である。

それは、ただ「サマサマ〜」と言っているだけでなく、百万ドル、もとい百万リンギの笑顔がセットとなっているのもポイントだ。老若男女、みんながみんな、「トゥリマ・カシー」「サマサマ〜(ニコッ☆)」である。たまらん!皆様には生サマサマ〜をくれぐれもオススメしたい。滞在中、僕が「トゥリマ・カシー」を連発したのも、言うまでもない。
 
かくして僕は数日間の短い夏休みを終え帰国した。んじゃ仕事を頑張っちゃおうかな!と思ってしまう、まさにマレーシア様々〜、である。


(2004-09-24/#T )





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