■地震
NHKは、2分後くらいにはそれまで放送していた番組を中止し、見たことのないキャスターが慌てることなく落ち着いて関連情報を伝える番組に切り替わった。
タンタンと伝えていた地震情報に関連して、気象庁のブリーフィングを中継したのが、午前0:50頃。そして、中継が終わると、キャスターが変わり、比較的よく見かけるキャスターに変わっていた。
通常のTVニュースには速報性と確実性が要求されるが、特に災害の場合は、加えて、その重要性(緊張感)を伝える必要性があり、より「格上」のキャスターが出てくることは、そんなこととも考えてのことだろう。
また、これより重要な要素としては、「落ち着いて」ということを暗に伝えることもあるのだろう。
日頃よく見る人がテレビに出ていれば、すぐにテレビをつけた人は、わずかでもその後の行動で落ち着きを保ちながら行動できるのではないか、という見込みもあるのかもしれない。
関東では、先週9月1日の正午前というあの時間に、小さいながらも地震があった。ぼくは地震の時には必ず玄関ドアを開けることにしている。昔の教えをその都度守り、バスタオルを腰に巻いて玄関を出たこともありミットモナイことこの上ないが、くだらないと思ったことはない。
(2004-09-06/K)