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雑音に敏感であることの美徳


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7月29日
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 2006

■ストレスフル

「ストレスフリーの仕事術」という本を読んでる人がいた。が、あまりシゴトバリバリ風て感じの人ではなかった。ラフなカッコだし。

また、別の日には電車でとなりに座った人が、「ストレス解消マッサージ」みたいな本を読みながら、自分のカラダをさすりまくり、モゾモゾして、私にストレスを与えていた。

(2006-07-29-SAT/C)



 2005




 2004

■イジワール条約

クルマは、日本では左側通行、外国では多くが右側通行。むかし、刀<カタナ>を左脇に挿し、すれ違う時に鞘がぶつからないように、と左側になったなんていわれを聞いたことがある。

ロンドンでは左側歩行、東京では右側歩行。これは、地下鉄のエスカレーターを歩く時のこと。これをルールにまでは規制したくはないが、急いでいる時に前方右側に留まる貴婦人などがいらっしゃるのを見ると、どいてくれ、と思う。

そんな時、世界160の国と地域で批准されているイジワール条約を行使する。

彼女達に近づくにつれて、ちょっとだけ足音をたてるのだ。すると、あら不思議!貴婦人は後ろから近寄るぼくに気づいて、そっと通路をあけてくれるのである。

夏休みは、銀座三越の袋を持った女性陣に加えて、大きなネズミの袋を持った子ども達が加わる。袋小路に陥らないように、ぼくはそっと、しかし確実に聞こえるようにわざと<クレッシェンド<くらいの足音を奏でるのである。

(「すいません」って言えばイイじゃん。)

(2004-07-29/K)


昨日、JR新宿駅南口のエスカレーターで、私の前を急ぐ少女が前方を封鎖する貴婦人に同じようなことをやっていた。が、「うぉっほん!」というおじさんみたいな咳払い。若いのにオールドファッションなコだった。(C)




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