■シカゴに雨が降ると、うまい棒が巨大化する
(K)「突然だけど、うまい棒について。このお菓子は農作物の相場(?)か何かで1本の容量が変わるなんてコトを聞いたことがあるんだけど…」
(#T)「うむ。あれは殆どコーン(グリッツ)から出来ているのだが、単価の安いお菓子だけに、相場の影響をモロに受ける。だからコーンの海外相場(シカゴ)に敏感に反応し、微妙に容量(大きさ)を変えているという。でも袋には“内容量:1本”と書いてあるから、文句は言えないねぇ・・・。」
(K)「僕が一番好きなお菓子は柿の種なんだけど、いまの時期は通常販売されている柿の種とそのわさび味に加えて、“夏の塩だれ”が販売されているよね。もう、毎晩一袋は食べているくらいで、週末にスーパーに行くと必ず柿の種をチェックするんだ。170円が分かれ目でそれより安ければ買い、高ければ家のストックと相談する感じ。最近思うんだけど、柿(せんべい)とピーナッツの割合がピーの方が多くなっていると思うんだけれど、どう?」
(#T)「お、目ざといね。柿の種には、"夏用"配合と"冬用"配合があるのだよ。どういう事かと言うと、ビールに良く合う配合と、熱燗に良く合う配合に作り分けていて、即ち、ビールに合うのはピーが多い配合なのだ。手元にある"夏用"と、11月頃から販売される"冬用"を比べてみるといい。まず手始めに"夏用"の柿とピーの比率を調べて、メモ帳に記しておくといい。冬が来るのが待ち遠しいね」
(K)「なるほど、柿ピーの方が積極的マーケティングというわけなんだね。」
(#T)「いや、僕がそう言ったら君が信じるのかって言う話なんだ。そもそも、君が僕という人間をマーケティング出来ているか否かが重要。」
(K)「そのためにも、いま柿とピーを数えているところだよ。」
(2004-07-04/#T
with K)