Think again to think widely. |
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■He's coooool!
最近、話題の「クールビズ」。 けっこう、みんなその名称を口にしたい、みたいなとこありますよね。
会社でも電車でもけっこう耳にするそのフレーズ。 「クール」の音引きがやや長めなのがポイント。 「クーール、ビズッ」。こんな感じ。
イメージキャラクターはやっぱり松岡修造なんだろうか。それとも筑紫哲也だろうか。
(2005-06-14/C)
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■マンガ夜話
小さい頃からマンガが好きだった。少女、少年問わずに読んだ。吉田戦車や浦沢直樹を読んだのも中学生の頃。兄もマンガ好き、友達もマンガ好き、バイト先にもマンガ好き、会社へ入ってもマンガ好き、義妹もその友達も、義母もけっこうマンガ好き。マンガ好きはマンガ好きを呼ぶものだ。
世間一般よりはマンガ好きだろうし詳しい方だろうと自負していたのだが、その冠をそろそろ脱ぐ時が来たようです。
「ランク王国」という番組がある。音楽、映画、マンガ、ゲーム、果ては何回傘がひっくり返ったことがある?(※1)なんてことまでをデータ化して順位を発表する。そこで、売れ筋ベストテン入りしているマンガのほとんどを知らなかった。自分の得意分野であったはずの少女マンガすらひとっつも!しかも、そのランキング入りしていた大半が、兄妹のラブロマンスであるという事実に驚愕。タイトルは『僕は妹に恋をする』。なんて直球勝負。そんなに禁断のリンゴを食べたいのか。もしくは現実の兄からの逃避か。
最近少女マンガ界に何が起こっているのか?
そんなテーマについて、研究員Bと話し合った。Bの調査によると、知り合いの女の子(小学校低学年)が読んでいたマンガの内容が驚くほどに早熟だったということ。ここではとてもとても言えませんが。少女マンガの王道「マーガレット」。当時私がいた会社でも回し読みされていたのだが、そこで連載されていた『花になれっ!』というマンガも、絵柄の可愛さキレイさに反し、いろんなことが心配になるほどH。「何でかわからないけど、コレを読むとドキドキして体が熱くなっちゃうの(小3)」…曖昧な記憶だが、そんなような内容の感想が寄せられていたことにも衝撃。
ターゲットは小学校高学年〜中学生くらいだろうか。嗚呼それなのに。あの頃から少女マンガ界に何かが起きていることは感じ取っていたはずなのに、私としたことが不覚だった。これを小さい頃から読んで育った女の子はどうなってしまうのか。R指定を推進する団体の気持ちがちょっとわかった。
私たちが少女だった頃、少女マンガのクライマックスはkissだった。それも最終話か最後から2話目くらいまで引っ張るのが当然。それなのに今やのっけからぶちゅぶちゅやりすぎだってば。時代は流れているのね…。そんなマンガ界の行く末を案じて、私とBはすっかりしぼんでしまった。
最近話題の『風雲児たち』(※2)。大学受験必須科目であった日本史を克服するために、とB(兄所蔵)が私に貸してくれたことをふと思い出す。時には受験のバイブルだったり恋の指南書だったり、友達の作り方レシピだったり。そういった、タメになったりホワっとしたりホロっとしたりするもんじゃなかったっけ、マンガって。
もはやこの王国にはいられません。まずは未体験ゾーンのマンガ喫茶から出直したいと思います。
※1 平均2.9回。ちなみに最高は10回。 ※2 手塚治虫文化賞特別賞を受賞。江戸時代に詳しくなれる。
(2004-06-14/C) *2日分の濃度でお送りしました。
その王国も、あきる野市に来るの?(K)
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