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雑音に敏感であることの美徳


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5月24日
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■ケイコとマナブ

「高橋克典と行く温泉旅行」。俳優が温泉宿の番頭?に扮して、お客様方をおもてなしするという企画モノ。

先日は永井大バージョンもあった。どちらも似たようなポジションの俳優というのも気になる。あんなにワイルド系なのに番頭がつとまるのか?

もう少ししたら「ヨン様とプルコギを〜2泊3日韓国旅行〜」とか「ドキッ!男だらけの水泳大会」とか、企画されるのではないだろうか。

最近、ヒトも魚も含め「男性のメス化」がささやかれていますが、同様に「女性のオス化」も進んでいるんでしょうね。「女性のオス化」といって思い出されるのが、バブルの頃、一躍流行語となった“オヤジギャル”。

そして当時は熱燗で1杯、くわえタバコでパチンコ、競馬とゴルフをたしなむ止まりだったオヤジ度でありますが、あれから10数年が経過し、女性のホストクラブ通いが流行となるまでグレードアップしていた。いつの世にも男性を囲う有閑マダムは存在していたと思うが、フツーの主婦ですら、それができる時代になったというのはちょっと信じがたい。

そういった背景には、環境ホルモンの影響だとかフェミニズム運動だとか女性の社会進出による経済的余裕だとか、要因はいろいろあると思う。しかし、そもそも女性の方が熱中しやすく飽きやすく移ろいやすい性質なのだから仕方がない。

遠い昔、それがお茶やお花であったように、数年前はフラメンコと海外留学、今年はハングルとカラーセラピー。ホストクラブも温泉旅行も、お稽古とかスクールとか教養とか、たしなみの一環と考えよう。華道家・假屋崎さんの下で学べば、一挙両得。

(2004-05-24/C)




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