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雑音に敏感であることの美徳


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4月17日
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■1人の作家

大学時代、もぐっていた授業で教授が「君たちは今こそ文学部で文学を学んでいるけれど、社会に出たらおよそ文学とは程遠い生活を送るでしょう。せめて文学部にいたという証として、いまのうちに気になる現代作家ひとりを決めて、その人の作品を読み続けると良いでしょう。」ということを言っていて、そうしよって思った。

そして、大学時代に読みふけったのが島田雅彦。

その影響で、いまでは30冊を超える彼の作品が家にある。トイレには彼の詩集がおいてある。寝る前にヨメに読んで聞かせるのは、彼の作品。

(K)おすすめの1冊

「忘れられた帝国」(島田雅彦)…amazon.com

流行の帝国論ではない。小学生の男の子のお話しが、シニカルに、注意深く、書かれている。最も好きなエピソードは、小学生はよく水を飲む、というシーン。嫌われ者が口をつけて飲んだ蛇口は、忌み嫌われ、誰も近づかなくなり…。みなさんも経験がおありではないでしょうか?


★4月23日は、サンジョルディの日です。


(2004-04-17/K)




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