■Why Tokyo?
大量生産、大量消費のはじまりの日本では、みんな地域から東京へというベクトルが、流行だったというか「時代」だった。らしい。
いまは軸が東京、大阪だけでなく、地方にも多くの軸があり、大変おもしろくなっていて、Uターンも、Iターンもお盛んなようだ。自分に自信があれば、それを軸としてバスケのピボットを踏むように生活基盤を築いて、どこででも暮らしていけるんだろう。
となると、2004年に、なぜ地球上の中でもあえて、ぼくは東京に住んでいるのか?という問いが生まれてくる。
ある本に、10世紀の首都にふさわしい都市として「コルドバ」を、20世紀の首都にふさわしい都市として「ロサンジェルス」を挙げている。なぜ東京か?
21世紀の首都を「東京」だと思わせるためにぼくは住んでいる。
と、おもいつくままにキーを打ってみることとするが無論、根拠はないし、バスケットボールなんて敵のゴールにシュートしてしまうくらいに下手糞でセンスがなかった。
今日は、昭和40年代に東京へやって来た父の誕生日。
(2004-03-05/K)