■惑いの季節
車の保険更新案内がきた。
毎年つい更新更新しているし、どこも一緒じゃないの〜?と思っている自分もいる。まさにCMどおり。
だいたい生命保険といい車両保険といい、補償内容がいまいちよくわからない。でも、万が一何か起きたとして、「わかりませ〜ん」と可愛く言ったからといって通用する年齢でもないし、ちょっとくらいは理解しておこう、と思い、「契約書」と「重要事項説明書」を紐解いた。
…わからない…
だいたい契約内容、更新ったって、もとの補償がどこに書いてあるというの? 追加特約のお値段も不明瞭。隣に書いときゃいいじゃない。”追加料金○○○円”てな具合に。
誰のための保険だよ。
わざとわかりにくく書いて、契約者を惑わそうとしているようにしか思えない。
数年前に行った銀座の居酒屋.。京都のおばんざいのようにカウンターに盛り付けられたお惣菜と、古民家のようなひなびたムード。外国の方もたくさんいて、とてもいい雰囲気だしどれを食べても美味しかった。
が、メニューに値段が書かれていない。
あのときのドキドキを、ちょっぴり思い出した。
あれから6年。もうあのドキドキにも耐えられる年齢になったな〜と思うと、また行きたくなった。
今、更新を前に慌てて他の保険会社へお見積もりしてもらったところで、同じように説明書が来て、やっぱりわからなくてドキドキしてしまいそうだ。
そうなるとやっぱり更新しておくのが無難かな。
やっぱり惑わしている。
(2004-2-17/C)