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雑音に敏感であることの美徳


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2月13日
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 2005

■加齢の王子様

テレビにTHE ALFEEの坂崎幸之助さんが出演していた。トレードマークのアフロ?ヘアがストレートになっていた。私が小学生の頃から活躍しているだけあり、さすがにお年を召したなぁ、と感じた。

男性も女性も、年を重ねると中性的になってくるように思う。時々、本当に性別のわからない人とすれ違って首をかしげる。決して歌舞伎町とかそういった場所じゃなくて。

以前働いていた会社に、兵藤ユキ風のこざっぱりした姉御肌の上司がいらした。当時40くらいだったのだろうか。それなのに短パンスニーカーと年齢を感じさせな活発ないでたち。唯一、背中に背負ったヴィトンのリュックがオトナを感じさせていた。

彼女は当時はご結婚していなかったので、甥っ子ちゃんと姪っ子ちゃんをとても可愛がっていたようだった。ある日、彼女は幼い姪っ子に尋ねられた。
「ユキちゃん(仮名)は、男?女?」
普通なら激昂するか絶句するか。しかし彼女は違った。
「どっちだと思う?」
ニヤリと笑いながら問い返したのだ。魔女とはこんな感じなのだろうか。
姪っ子ちゃん、ガンバレ!
悩んだ末に、彼女の出した答えは
「……おんな?」
正解!でも最後に「?」はついていたそうだ。

そう、年齢は性別をも凌駕する。
と、思ったのは、坂崎幸之助さんが一瞬もたいまさこさんに見えてしまったので。よくよく見ると、高橋源一郎にも見えた。一緒に出演していた南こうせつも、うっかりおばさんに見えた。てゆうか、ずいぶんと似た者同士を並べた番組だ。

(2005-02-13/C)



 2004





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