ウルトラマンメビウス外伝 RAYGA 第9話 予告
お彼岸。
シロウはシノブに連れられ、見知らぬ父の墓を参る。
意外にもそこには郷秀樹の姿があり、二人はそれぞれまた意外な出会いを果たす。
『うん。この人が郷秀樹さ。例の流星号のパイロット。おまけに元MAT隊員で、姉ちゃんの婚約者だったんだよ』
一方、その頃フェニックスネストは前夜に落ちた隕石から始まったと思われる、不可思議な事件に対応していた。
『いえ……周囲を旋回しているんですが、怪獣やそれに類する巨大な存在が移動したという痕跡がありません』
『一体なんなんだ、これは。怪獣暴れた以外で、何がどうなったらこんなことになるんだ?』
『ああ、でけえ影だ。なんか、象を人間みたいに立たせたような、鼻の長い影が映ってたんだよ』
『私は見てないんですけどねぇ』
そして、おのれの立場を理解してしまったシロウは、激しく呻く。
「俺は……アホだっ!!!」
『なんで出てきちゃうのさ、レイガちゃん!?』
『そうか……あのバカめ……』
――やって来た不意の別れに、言葉はなく。
次回 ウルトラマンメビウス外伝 RAYGA 第9話
次郎とジロウ
……強さの果てに、RAYGA、君は何をつかむのか。
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